美術館が深夜営業&無料「Nuit européenne des musées」

公開日 : 2014年05月12日
最終更新 :
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1年に1度、美術館が無料で深夜営業する日「Nuit européenne des musées」が、今年は5月17日に行われます。ルーブル美術館などのメジャーな施設から街中の小さな美術館まで、フランス全国で約1300の美術館が同イベントに参加します。

2005年の第1回から数えて、今年は10年目の記念年です。フランス国内の参加美術館数は、700ヵ所だった第1回から昨年は1300ヵ所へ、欧州全体の参加美術館数も450ヵ所から2000ヵ所へ増えました。参加国数も29ヵ国から30ヵ国、フランス国内における来場者数は100万人から200万人に増加し、今や欧州を代表するイベントの1つになりました。

通常の展示が無料で見られることも嬉しいですが、夜は館内展示の趣きも異なり、訪れたことがある美術館でも新たな側面を発見できます。コンサートや上映会、ショーなど、その日限定のイベントを行う場所もあります。開催時間は美術館によりますが、夕方くらいから深夜0時前後まで行われます。

参加美術館やイベントの詳細は公式ホームページから検索可能です(パリの検索結果はこちら)。これから夏にかけてフランスは文化イベントが充実していきます。一晩中しっかり巡っても、近場を散歩がてらふらりと訪れても良いですし、この時期に渡仏する人は、ぜひ現地の人に混ざって欧州文化を堪能してはいかがでしょうか。

【今の服装】

大雨になったと思ったら急に青空が出たり、天気がよく変わります。気温も大きく変化します。携帯できる雨具と温度調節できる服装が良いでしょう。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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