フランスならではのソース「サムライ」とは?
フランス料理の調味料といえば、牛乳をベースにしたベシャメルソースや、バター、レモン果汁、黄卵を用いたオランデーズソース、ブイヨンなどから作られるエスパニョールソースやヴルーテソース、そしてトマトソースが挙げられます。
ソースの中身で気付いた方もいるかもしれませんが、じつはフランス人は辛いものが苦手。基本、アジア料理の様な香辛料をふんだんに使い、汗をかきながら食べる料理は好まれません。
そのためフランスのレストランで辛い料理を食べたいと思うと、探すのに一苦労します。韓国料理もタイ料理もインド料理も、味がマイルドなのです。注文の際に「辛くしてね」と伝えても、運ばれてきた料理が辛くなく拍子抜けすることがしばしばです。
伝統的なフランス料理ではないのですが、パリっ子の生活の一部である定番ファーストフード、ケバブにも変わったソースが存在します。その名も「サムライソース」。これはマヨネーズとケチャップを混ぜて、香辛料を加えたピリ辛のものです。フランスを訪れた際には、日本では聞き慣れないこのソースを注文してみても面白いかもしれませんね。
(10月のお題"おすすめ調味料")
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。