直指庵
嵯峨野 直指庵です。
嵯峨野の中でも 最も北に位置する直指庵は、まさに「庵」という 名前通りの
静寂に包まれたお寺です。
![077.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/077.jpg)
アクセスは・・・・・
◎ 京都駅から京都市営バス28号系統「大覚寺」下車
◎ 京都駅から京都バス71, 81系統「大覚寺」下車
◎ 四条河原町から京都バス61系統「大覚寺」下車
◎ 京阪三条から京都バス61系統「大覚寺」下車
拝観料
◎大人・大学生 500円 高校生・中学生・小人 400円
拝観時間
◎ 9:00~17:00(受付 ~16:40)です。
直指庵は正保3年(1646年)に始まり 一時は大寺院となりましたが、後に荒廃したそうです。
幕末になって、近衛家の村岡局(むらおかのつぼね)と言う方が、
浄土宗の寺として再興されています。
![直指庵.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/%E7%9B%B4%E6%8C%87%E5%BA%B5.jpg)
「直指庵」と言う名は、「直指人心(じきしにんしん)見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」と言う
禅の言葉が、由来となっているそうで
「直ちに、あなたの心を指してごらんなさい。仏さまになる種があるんですよ」 と言う
意味だそうです。
孟宗竹の竹林に囲まれ、ひっそりと佇む直指庵。
降りしきる雨の中 青もみじと紫陽花・・・・苔が綺麗です。
直指庵が、広く知られる様になったのは、寺院に置かれた「想い出草ノート」からでした。
このノートが置かれたのは昭和31年。
当時は、寺院に落書きが絶えなかった事から、対策としてノートが 置かれるようになりました。
当初は、名前等が記帳されていましたが、次第に悩みなど 内面が綴られる様になりました。
ノートには、参拝された方の、人生の悩み 病の悩み 仕事の悩み 恋の悩み 等・・・・・・
人生で起こる様々な悩みが綴られています。
今・・・ノートの数は、五千冊を越えているそうです。
境内奥の観音様は、「想い出草観音」です。
想い出草ノートに 綴られた 苦しみや悲しみから 救って下さるといいます。
![直指庵2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/%E7%9B%B4%E6%8C%87%E5%BA%B52.jpg)
嵯峨野 直指庵・・・・・・降る雨の中 静かな時が流れていました。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。