舞妓さんと桜
晴天の祇園白川です。枝垂桜が 綺麗に咲きました。
巽橋では、枝垂れ柳も美しく枝垂れていました。
四日の日・・・・桜と舞妓さんの撮影会(無料)がありました。
だらりの帯は、笹の柄と祇園提灯柄です。
着物は 優しい地色の染で・・・手描き友禅の桜です。
花カンザシの サクラが 揺れていました。
咲き始めた桜と 舞妓さんの風景は、
まさしく 春 そのものでした。
春のこの時期 夜の祇園白川は、八日まで(PM18時-22.時)
ライトアップされていて、白川沿いの石畳の道は 桜のトンネルになります。
白川に建つ歌碑には 祇園を こよなく愛した
詩人の吉井勇さんの詩が 刻まれています。
かくかくにの歌碑です。
『かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる』・・・
十一月の、『かくかくに祭』では、吉井さんの歌碑に 白菊の花が
祇園甲部の芸舞妓さんから 手向けられます。
吉井さんの代表作には・・・・・・『ゴンドラの唄 』があります。
『ゴンドラの唄 』
いのち短し 恋せよおとめ 赤き唇あせぬ間に
熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日はないものを
いのち短し 恋せよ少女 黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを ・・・・・・・・・・・・
祇園白川は 詩人の吉井勇さんを はじめ 夏目漱石さん 谷崎潤一郎さん 等
数多くの作家や画家が 訪れた場所でもありました。
祇園白川には、咲いた桜と舞妓さんの 美しい時が、流れていました。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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