北野天満宮
晩秋の北野天満宮です。
![s-IMG_1770.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1770.jpg)
北野天満宮と言いますと 菅原道真さんと 梅 そして 牛が浮んで来ますが
美しい紅葉の名所でもあります。
そして 参道や境内には 何頭もの牛さんが います。
![s-IMG_1768.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1768.jpg)
アクセスは・・・・・
◎ 名神高速道路南インター又は東インターより約30分
◎ JR京都駅より市バス50・101系統JR・地下鉄二条駅より市バス55系統
◎ JR円町駅より203系統
◎ 地下鉄今出川駅より市バス203系統です。
![s-IMG_1769.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1769.jpg)
菅原道真さんの、残した和歌は・・・・・・・
『 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな 』
この和歌は、平安朝の和歌なのに とても判りやすい歌ですね。
この和歌を書いた 菅原道真さんは 平安時代の右大臣でした。
菅原道真さんは、改革を志した政治家としても優秀で、日本の財政破綻を救うべく、
数々の政治改革を行っていました。
![s-IMG_1796.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1796.jpg)
しかし、道真さんを 心良く思わない勢力から あらぬ罪を着せられ・・・・・
何の 申し開きも出来ないまま 九州の大宰府に左遷させられます。
都を去る時に詠んだ句が、『東風吹かば・・・・』でした。
![s-IMG_1783.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1783.jpg)
東風と言うのは 春になると 東の方角から吹いて来る風の事です。
都の香りを 風に乗せて 大宰府まで届けておくれ・・・と
詠まれたのでしょうね。 春を忘るな・・とは 季節の春とも読めますし
人々に向けて、民主化を忘れないで、と言う メッセージにも 読めます。
妻子とは 別離となり 道真さんが、都へ戻れる事は 二度とありませんでした。
![s-IMG_1798.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1798.jpg)
晩秋の、北野天満宮・・・・・・ 朝晩の気温が グッと冷え込んで来て
これから青もみじは 紅葉して行きます。
![s-IMG_1779.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1779.jpg)
参道の牛さん。。。子牛さんでしょうか。
着物が 掛けられていました。
暖かいモノが伝わって来ました。
![s-IMG_1767.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/s-IMG_1767.jpg)
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筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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