北野天満宮
晩秋の北野天満宮です。
北野天満宮と言いますと 菅原道真さんと 梅 そして 牛が浮んで来ますが
美しい紅葉の名所でもあります。
そして 参道や境内には 何頭もの牛さんが います。
アクセスは・・・・・
◎ 名神高速道路南インター又は東インターより約30分
◎ JR京都駅より市バス50・101系統JR・地下鉄二条駅より市バス55系統
◎ JR円町駅より203系統
◎ 地下鉄今出川駅より市バス203系統です。
菅原道真さんの、残した和歌は・・・・・・・
『 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな 』
この和歌は、平安朝の和歌なのに とても判りやすい歌ですね。
この和歌を書いた 菅原道真さんは 平安時代の右大臣でした。
菅原道真さんは、改革を志した政治家としても優秀で、日本の財政破綻を救うべく、
数々の政治改革を行っていました。
しかし、道真さんを 心良く思わない勢力から あらぬ罪を着せられ・・・・・
何の 申し開きも出来ないまま 九州の大宰府に左遷させられます。
都を去る時に詠んだ句が、『東風吹かば・・・・』でした。
東風と言うのは 春になると 東の方角から吹いて来る風の事です。
都の香りを 風に乗せて 大宰府まで届けておくれ・・・と
詠まれたのでしょうね。 春を忘るな・・とは 季節の春とも読めますし
人々に向けて、民主化を忘れないで、と言う メッセージにも 読めます。
妻子とは 別離となり 道真さんが、都へ戻れる事は 二度とありませんでした。
晩秋の、北野天満宮・・・・・・ 朝晩の気温が グッと冷え込んで来て
これから青もみじは 紅葉して行きます。
参道の牛さん。。。子牛さんでしょうか。
着物が 掛けられていました。
暖かいモノが伝わって来ました。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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