独立記念日・酒気帯びドライバーはどうする?
今日7月4日はIndependence Day-独立記念日-。
前回は「オウチ花火」のことを書きましたが
花火を買って自宅や公園でバーベキューをしながら楽しむ人たち以外にも
ホテルやクラブでのパーティに顔を出す人もたくさん。
そんな一日、車を運転するひとたちもちょっとだけなら♪って
ビールや`マティーニを飲んでしまうことも多いんだと思います。
なので、今日は「飲酒運転取り締り」がかなりきびしくなっていて、ラスベガス中の主要ポイントでは、検問だらけ。
(ちなみにラスベガスの場合、電車や地下鉄がないので、移動手段は99%車になります。あるいは市バスかタクシーか。)
さて、そういう「酒気帯び/酒酔い運転」をしようとしている人たちに対して、「AAA(トリプルA)」が飲酒運転をさせないように、「AAA Tipsy Tow Home」というサービスを行なっているというのを耳にしました。
これは「酒気帯び(Tipsy)ドライバーのための牽引サービス」っていうところでしょうか。
AAA(トリプルA)というのは、日本で言えばJAFっぽいかな。
年会費を払って会員になることによって、各種ロードサービスが受けられます。
たとえば、道路上で車が動かなくなってしまったなんていう時に牽引サービスを受ける場合、
ベーシックメンバーは5マイル(約8キロ)までは無料で自分が指定した場所(たとえば車の修理屋さん)まで運んでもらえます。
そしてこのAAA、独立記念日の今日は、「 Tipsy Tow」というサービスを提供することによって、酔っ払いのドライバーには運転させずに車と一緒にオウチに帰りましょう。ということのようです。
これは7月4日の18:00〜翌日7月5日の6:00までのサービス。
しかもAAAのメンバーである必要はなくて、だれでもオッケー。
日本だと、飲酒時の「運転代行サービス」っていうのがあったと思いますが、
こちらのサービスは運転代行するのではなくて、故障した時と同じように車を牽引(たまにトラックの荷台に車を載せたり)するサービスっていうことなんですね。
ドライバーは牽引しているトラックに乗って家まで帰ることができるわけです。
あ、もちろん家までの距離には規定があって、5マイル(約8キロ)までとなっています。
(それ以上の距離は有料)
どれだけの人たちが今晩利用したのか、ちょっと気になりますね。
ちなみに、このAAAは主要祝祭日に同様のサービスを行なっているそうです。
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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