スペインのクリスマス菓子といえば、トゥロン!
たまに「スペインでもクリスマスケーキを食べますか?」と聞かれますが、存在しません。
(あのおいしい日本のクリスマスケーキがあったらどんなに嬉しいことか!) でも、クリスマス時期に
食べるお菓子はポルボロンやマンテカド、マジパン、ペラディージャス、アルメンドリータス・レジェナス、
パン・デ・カディス等々いろいろあります。地域差はあるかもしれませんが、一番メジャーなのがトゥロン。
毎年11月になるとスーパーにトゥロンコーナーが出始め、クリスマスの訪れを実感します。
トゥロンの主な産地はバレンシア州のアリカンテ県で、特にヒホナという山間の小さな町が有名。
この辺りの山には、トゥロンの原料となるアーモンドの畑が点在しています。
トゥロンにもいろんな種類がありますが、伝統的かつ代表的なものはトゥロン・デ・アリカンテ(別名トゥロン・
ドゥロ=硬いトゥロンの意)とトゥロン・デ・ヒホナ(別名トゥロン・ブランド=柔らかいトゥロンの意)です。
材料はどちらもアーモンドにはちみつ(または砂糖)、卵白。前者はアーモンドの実を丸ごと使用し、
後者は挽いたアーモンドを使っています。硬い方は、本当に歯が折れるんじゃないかと思うほど
硬いことも(^^;) 柔らかい方は、ほんのひとかけを日本茶と合わせるとおいしくいただけます(^^)
ほかには、卵黄のトゥロン(今まで食わず嫌いでしたが、先日味見したら美味しかった!)、
チョコレートのトゥロン(実に種類が豊富!)、ココナツのトゥロン、生クリームのトゥロンなどがあります。
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筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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