居酒屋気分でワインを楽しめるバル
先日バレンシアの夜の町、カルメン地区でお昼ご飯を食べました。約1年前に、パリパリでおいしい
パエージャのレストランを紹介してくれた美食家の日本人の方が連れて行ってくれたシドレリーア
(スペイン北部アストゥリア地方やバスク地方で作られるリンゴのワインを出すバル)です。
2階席もあるようですがこじんまりしたお店で、壁一面がワインのメニュー代わりに使われています。
これを見る限り、ワインの種類は豊富そう。グラスワインも、赤白それぞれ4~5つありました。
今回は2人+4歳児でキノコのソテー、ホタルイカのソテー、ミートボール、そして胃袋の煮込みを
頂き、ワインを2杯ずつ飲み、お水のボトルを1本頼んで約36ユーロのお会計。生ハムやチーズを追加して
もう1杯ワインを飲みたかったのですが、お腹がいっぱいで断念。おいしそうな自家製デザートも
泣く泣く諦めました(とか言って、その後お茶を飲みに行ってケーキを食べたのですが^^;)
赤ちゃんの握りこぶし大のミートボールはたっぷりかかったトマトソースがピスト(スペイン版ラタトゥイユ)
のようでおいしくて、これにパンをつけて食べるとお腹がふくれるんです。
いろんな料理をつまみに、おいしいワインが楽しめるバルです。
いつもそうなのかわかりませんが、お店の奥の席だとちょっとWCのにおいがすることだけ気になりました。
Sidrería el Molinón
住所:Carrer de la Bosseria, 40
電話:96-391-1538
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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