あのSAMSHAでランチしてきました
以前ここでお伝えした、第4回Cocinero del Año 2012（2012年料理人大賞）に
輝いたシェフ、ビクトル・マヌエル・ロドリゴ氏のレストランSAMSHAに行ってきました。
頼んだのは一番安い平日限定のランチメニューです。
まずはお通し。これは3人分です。一番奥は、私たち日本人には特に珍しくはない海苔でした。
前菜は4種類から選べます。
私が頼んだのは、焼きカボチャのラビオリ（ワンタンと書いてありました）とコリアンダーの
パスタのタイ風グリーンカレークリームソース添え。ソースがクリーミーでおいしかったです。
お友達が頼んだ前菜はこんなかわいい盛り付け。お砂糖を使った"なにか"でできた
きのこの中に、ポルチーニのクリームが入っていました。緑色のものはオレガノのジュレです。
メインも前菜同様4種類から1つ選択。私は和牛ステーキのリンゴジャムと
ブルーチーズクリーム添えを頂きました。日本のおいしい和牛を知っていると、
「ん？ 本当に和牛か？」と疑ってしまうのですが、確かに柔らかいお肉でしたよ。
ほかにはいのしし肉やスズキがありました。
デザートには、細い揚げパスタの上にのったヨーグルトアイスに、
お餅のような食感のフランボアーズかぶせた一品を食べてみました。ソースはライチ。
見た目がちょっとマグロの握り鮨みたいですね。
その後に、〆のデザート。これも3人分。お通しによく似ていますが、これは甘味です。
これ以外に、飲み物一杯とコーヒーがついて、22ユーロ＋サービス税8％の23.76ユーロです。
今のレートだと2400円。お得なランチだと思いませんか＾＾？
こういう創作料理は、「これ、なんだろう？」と神経を舌に集中させて味わうのが楽しいですね。
Calle Periodista Ros Belda, 4
TEL 96-389-1902
MAIL info@samsha.es
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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