テレビ生中継 ~シェーンブルン宮殿より~
先日の記事でお伝えしたテレビ出演「一度は住みたいオーストリアの素敵なおうち」ですが、予想外の大反響を頂き、大変驚きました!
嵐の中でのVTR撮影に加え、生放送当日は、私も早朝からシェーンブルン宮殿入りして頑張った甲斐がありました。
番組を見て下さった方はもうおわかりになったことと思いますが、ヒントに出した「貴族気分の味わえるおうち」とはシェーンブルン宮殿にある賃貸住宅のことでした!
1996年にユネスコ世界遺産に登録されたシェーンブルン宮殿ですが、第一次世界大戦後、ウィーンの住宅難に陥った際に、公務員(主に宮廷関係者)の宿舎となったのが、賃貸のきっかけとなったようです。そしてその後に一般に開放されたのだとか。
番組VTRでも紹介されていたリーヴァイさんのお宅。(写真の許可は得ています)
リーヴァイさんは日本でも人気を博しているミュージカル、「皇后エリザベート」などで数多のファンがいらっしゃる有名な方。グラミー賞も受賞しています。
彼の執務室からはお花の咲き誇る素晴らしい庭園がのぞめ、ベーゼンドルファー社の特注による「インペリアルな」(!?息子談)グランドピアノが鎮座しているほか、数々の表彰状が壁に掲げられていました。本当にシェーンブルン宮殿に相応しい、素晴らしい雰囲気と調度のおうちでした!
また同じく住人で、プロのオペラ歌手でもあるタマラ・トロヤーニさんは、VTRでも紹介されたように、月に一度の仮装パーティーを催しています。彼女いわく、「生まれる時代を間違ってしまった」ので、宮廷衣装を着て宮殿を散歩しているのは気分が高揚するとともに、落ち着く時間なのだとか。ちなみにパーティーの女性参加者や私が着用していたのは19世紀スタイルのドレスだそうで、マリア・テレジアの時代のものと比べると、コルセットでウェストがより強調されていたり、スカートのボリュームも抑え気味で、どちらかといえばスレンダーなラインが特徴である様子です。
番組を見て下さった方が、これをきっかけによりオーストリアやウィーンに興味をもってくれたらと願っています。これからもご応援よろしくお願いしますね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。