エコノミスト誌の選ぶ、「世界で最も住みやすい都市」第2位!
毎年恒例で英エコノミスト誌の行う、「世界で最も住みやすい都市ランキング。
ウィーンは毎年ベスト3入りしていますが、2013年度も昨年に引き続き、第2位に輝きました!
この調査は世界140都市を対象に行われており、安定性(犯罪・テロ・軍事等)、健康管理(医療や薬の質、可能性)、文化・環境(気候、汚職、検閲、スポーツ、文化、飲食、宗教への規制等)、教育(教育の質・可能性)、社会基盤(インフラの質、国際的アクセス、水とエネルギーの質)の5項目と、30以上の指標をもとに、量的・質的調査が行われるのだそう。
そして本年度ベスト10の結果は以下の通り。
1.メルボルン(オーストラリア)
2.ウィーン(オーストリア)
3.バンクーバー(カナダ)
4.トロント(カナダ)
5.カルガリー(カナダ)
6.アデレード(オーストラリア)
7.シドニー(オーストラリア)
8.ヘルシンキ(フィンランド)
9.パース(オーストラリア)
10. オークランド(ニュージーランド)
ウィーンをはじめ、上位に選ばれている街をよく見てみると、
・ミドルサイズの街
・人口密度が少ない
・レジャーや文化的アクティビティの可能性が多い
・犯罪率が低い
・インフラが良い
などの特徴が挙げられます。
著者も最初ウィーンに移り住んだときには、パリやニューヨークに比べて刺激が少ないと不満に感じたものですし、エコノミスト誌やその他機関の「世界の住みやすい街ランキング」で毎回1位や2位にランクインされる度に「え~!?」と驚いていました。しかし、実際にウィーンに一定期間住んでみると、医療費や教育費の大部分が税金で賄われていたり、バリアフリーの徹底、日本よりも遥かに良い治安、オーガニック製品の高い普及率、水道水がアルプスの水、都会と大自然の共存など、非常に人間らしく健全に生きられる環境が整っていることに気づき、今ではもう他の都市に住みたいとは思えなくなってしまったほど。
こういった生活基盤に関することは、旅行で短期間いらっしゃる皆さんには、なかなか見えづらい部分かとは思います。しかしご訪問の際には、「ウィーンはBIO(オーガニック)ショップが多いし、商品も豊富で安いな」とか、「どんなに小さな地下鉄や鉄道の駅にも必ずエレベーターがあるな」などと、ちょっと注意して観察してみて下さい!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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