チロルのアルプス動物園 <1>
オーストリアの首都ウィーンには、シェーンブルン宮殿内にフランツ・シュテファン・フォン・ロートリンゲン(マリア・テレジアの夫)によって1752年に建設された動物園があることで有名ですが、実は西のスイス国境近くのチロル州州都インスブルックには、アルプスの動物を専門に扱った、珍しい動物園が存在します。
こちらの動物園の目玉は、何と言ってもこの方々!
1.Elch(エルヒ)/ヘラジカ
体長240-310cm、肩高140-230cm、体重200-825kg。シカ科最大種で、箆のように平らな角を持つことがからヘラジカと呼ばれているそう。角は大きいものでは200cmを上回ることも。
こちらはヘラジカの角。
角だけでもすごい迫力です。
飛び出し注意の看板でも有名。
2.Murmeltier(ムルメルティアー)/マーモット
アルプス山脈一帯に生息する、ネズミ目リス科マーモット属の動物で、まるまるとした体がこの上なく愛らしい、著者の大好きな動物。アルプスの少女ハイジにも登場します。
こちらは、巣穴を真似た薄暗いお家でお食事を摂っているところ。
お鼻がムクムク動いていて、キュートです。
ちなみにオーストリアの最高峰ダッハシュタイン近辺のお土産物屋には、このムルメルティアーの油を用いたボディローションが販売されており、馬油同様、その製造過程を想像してぞっとしたことが。。。あんなに可愛い、まるで縫いぐるみのような生き物を使って、ボディローションにするのは、やっぱり反対です!
この他にも、珍しくて可愛い動物がたくさんいましたので、追って紹介いたしますね!
(8月のお題"動物園・水族館")
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Alpenzoo Innsbruck/アルプス動物園 インスブルック
住所: Weiherburggassse 37,A-6020
Tel: +43/512/29 23 23
入園料: 大人 8ユーロ、学生・シニア 6ユーロ、6~15歳児 4ユーロ、4~5歳児 2ユーロ
開園時間: 9.00-18.00 (4~10月)、9.00-17.00 (11~3月)
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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