クモ恐怖症者のためのテラピー!
このところ身辺が慌ただしく、ブログの更新が滞りがちになってしまいすみません!
随分たくさんの方から応援コメントやメッセージを頂いてたので、頑張らねばと思っています。
ところで先週から急遽、猛暑選手権の追い上げに入っているウィーンですが、本日も30度を超えるという真夏日和。
そんな中、先ほど興味深いニュースをテレビで目にしました。
放映されたのはATV(アー・テー・ファオ)というオーストリアの民放で、ニュースの内容が何と、「クモ恐怖症の克服」でした。!
「クモ恐怖症」とは、クモを見ただけで極度の不快感や恐怖心が掻き立てられ、症状としては鳥肌が立ったり、酷い場合は癲癇(てんかん)を起こしたりもするほどで、高所恐怖症、閉所恐怖症、男性恐怖症、美人恐怖症、飛行機恐怖症など、数々の存在する"恐怖症"の一種類だそう。このナレーションと共に、テレビ画面にはコロッと肥えて、毛のびっしりと生えた大グモが大写しに!
著者が反射的に
「きゃ~~~!!!」
っと叫んで、部屋中を飛び跳ねて回る様子を、我が家の住人達(猫2匹)はまるで奇異なものを見るかのような目つきで窺っていましたが、こういった反応もれっきとした「クモ恐怖症者」の特徴なのだとか。
テレビ画面には度々忌まわしいクモが足をぐちゃぐちゃと動かすさまが大写しになるので、途中から目をそらしてアナウンスだけを傾聴していたのですが、この「クモ恐怖症テラピー」では、受講者が毎回違う種類のクモを掌に乗せるなどして、クモへの恐怖心を徐々に克服していこうというもの。
著者はこのテラピーの様子を想像しただけで体温がマイナス100度くらい急降下しましたが、でもクモさえ克服できたら、実家のお庭散策はいわずもがな、大自然の中でのピクニックや、果てはアマゾンの密林探検などが随分と楽しいものになるだろうというのが実感。とはいえ、テレビ画面でのクモに鳥肌が立っているようでは、アマゾンへの道のりは限りなく遠そうです。
加えて、2週間ほど前に「クモに19か所噛まれて死亡した男性」のニュースを読んだのですが、やはりクモは益虫とは言い難い存在。色々考え併せると、やはりこのテラピーへの出席はやめた方が賢明でしょうか?(笑)
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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