【カフェ】閑雅で野趣に富んだ、パルメンハウス
パルメンハウスとは直訳すると「ヤシの家」で、巨大な温室をスタイリッシュなカフェに改築したもの。内部は程良い陽光と草いきれに満ちており、野趣に富んだ雰囲気の中でクリエイティブなお料理から、美味しいヴィーナー・カフェー（ウィンナーコーヒー）、自家製の焼き菓子までと、幅広く堪能することができます。
また、豊富なワインセレクションやチーズメニューも大変魅力的。
通常ウィーンにおけるカフェでは
カプチーノ： 上にホイップクリームがトッピングされたもの
メランジュ： 上にフォームドミルク（ミルクの泡）が載ったもの
を差すことが多いのですが（カフェによっては反対のケースもあるので、結構厄介 笑）、ここパルメンハウスにおいては
カプチーノ＝メランジュ
という扱いの模様。
ダブルモカに同量のホイップクリームを浮かべ、カカオパウダー若しくは粉砂糖をトッピングしたもので、必ずグラスに入れてサーブされます。
日本で一般的に知られる"ウィンナーコーヒー"に最も近いもの。
少し味見させてもらったところ、サラダの歯ごたえと山羊のチーズの塩からさ、それにカボチャの種オイルの香ばしさと円やかさが絶妙に交わって、何とも言えない美味しさでした！
ウィーン独特のクラシックな内装のカフェを経験済みの方には、2軒目として是非訪れて欲しいパルメンハウス。お天気の日を選んで行ってみて下さいね！
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います！
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