【ローマ】サン・ピエトロ大聖堂
ローマ滞在2日目、サン・ピエトロ大聖堂に向かう著者一行は、危うく素敵な警官のオジサマに足止めを食わされてしまいましたが、その後遂に目的地のサン・ピエトロ広場へと到着!
左右を284本もの柱に囲まれた巨大な楕円形の広場には、サン・ピエトロ大聖堂に入場すべく、セキュリティ・チェックの前に各国から訪れた観光客がぐるりと列をなしていました。
真面目に並ぶ人も多い中、とあるイタリア人一家が最前列に横入りしようとし、そこに居合わせたドイツ人が猛烈に抗議しているという滑稽な場面にも遭遇。(ドイツ人が必死にイタリア語で「列の後ろに並んで下さい!みんな並んでいるんです!」と叫ぶ中、当のイタリア人は「ワカリマセ~ン♪ワカリマセ~ン♪」と繰り返すのみ。結構ありがちな光景)
因みに奥に見える緑色のクーポラは、建築家ブランマンテやミケランジェロなどにより設計された壮大な規模。
はて、パァパ(教皇さま)は日曜の正午前後にお顔を出すのではなかったのか?
辺りに侍っている、警護担当者や係員2-3人に確認したところ、確かに間もなくパァパが大衆にご謁見なさるのだそう。良く見ると、広場にもパァパを待つ群衆が、今か今かとオベリスクの左手にひしめき合っています。
これはご尊顔を拝む千載一遇の大チャンスに間違いありません!著者一行はサン・ピエトロ大聖堂を僅か20分間で見学し終え、パァパのご登場に盤石の備えで臨みました。
ベネディクト16世が、サン・ピエトロ広場右側の建物最上階の窓からお話をなさっています。
演説はスピーカーから流れ、大音量でヴァティカン中に響き渡る勢いです。
この有り難いお話はイタリア語で5~10分ほど続いたのち、円満に終了となりました。
このクーポラ見学には「階段コース」(4ユーロ)と「エレベーター・コース」(7ユーロ)の2種類がありますが、著者一行は今後も精力的にローマ観光を続ける所存です。初っ端から疲れるわけには参りません。ということで、迷うことなくエレベーター・コースを選択。
(写真はクーポラを大聖堂内から見上げたもの。人間の大きさと比較してみて下さい)
下でミサに出席する人々もこの通り。
この写真で言うと、写真右下に見える出入り口が先ほどのモザイク画のテラスに繋がっており、著者一行が現在立っている場所は大聖堂の天井上ということになります。
そして良く見ると、クーポラ単独の大きさでさえ、並みの教会がすっぽりと入ってしまいそうな規模。
もうおわかりでしょうか?
次に著者一行が登るべきはこの巨大なクーポラのてっぺん!
観光客が鈴なりになっている、テラス部分こそが次の目的地です。
次回をお楽しみに!<続>
応援クリックお願いします!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。