黒パンであなたもミス・ユニバース☆
先日の記事、「コールドディナーのススメ」で黒パンのことを少しご紹介しましたが、
思いがけず沢山のご反響を頂いたので、ここで少しご紹介しようと思います☆
記事にコメント下さったRicaさんが、 ミス・ユニバース日本代表の栄養コンサルタント、エリカ・アンギャルさんの著書「世界一の美女になるダイエット」で"黒パンは美容と健康に一番のお勧め!"と記していると教えて下さったので、著者も俄然興味が湧き、色々と調べてみました。
まとめてみるとこんな感じです!
・ミネラル、食物繊維、ビタミンが豊富!
・ウィーンでは"Schwarzbrot"(シュヴァルツブロット/黒パン)と呼ばれており、日本で言う「ライ麦パン」
・日本で一般的に好まれる食パンではイースト菌が多用されるのに対し、黒パンはサワードゥという膨張剤を用いて製造される。
日頃何気なしに口にしていた黒パンですが、著者ももう少し有り難がって食べた方が良さそうです(笑)。
実は一番最初に食べた時は、「パサパサ感とねっとり感の混在した食感で、苦いなぁ(=不味いなぁ)」というのが本音だったのですが、最近頓に食べる機会が多く(機内で配るので 笑)、一度食べ慣れると今度は病み付きになってしまったのでした。ヴィーナー(ウィーン子)はこの黒パンを焼かずに、そのままムシャムシャと食べる人が多いのですが、著者は試しにトーストしてみたところ、塩入りバターとの相性が抜群で、更に好感度がアップした食べ物です☆
※バターはこちらでは基本的に無塩のものが主流。
著者は塩入りバターが大好物なので、わざわざそれを置いているスーパーを探して、購入しています。パッケージ下方に見える"fein gesalzen"は「美味しく塩味がついた」の意。
これは著者が昨日購入した黒パン、"Kuerbiskernbrot"(キュルビスケアンブロット/カボチャの種付き黒パン)!
半斤で375g、1.45ユーロです。日持ちは3~4日程度。
カボチャの種の大きさとの比較でおわかりいただけるかと思いますが、結構大きなパンです。
カボチャとカボチャの種がオーストリア(特にスティリア地方)の名産であることは、以前「潜入レポート!シュタットパーク、食の饗宴」の記事で触れたかと思いますが、主食のパンにも使われるほどこちらでは愛されている食材です。パンの上だけではなく、中にもぎっしりと種が詰まっているのが魅力♪
カボチャの種以外にも、人参、ヒマワリの種、ナッツ、オリーヴ、干しトマト、玉ねぎ入りなど、黒パンには数多の種類があり、スーパーでどれにしようか悩むだけで、毎回お買い物タイムが楽しくなってしまいます。:)
ご旅行でウィーンに来られる皆さんも、最寄りのスーパーで黒パンとバター(塩入がお勧め!)、それにワインを一本買えば、ホテルのお部屋で素敵なお夜食を愉しめますし、ワインの代わりにフルーツジュースとチーズを合わせれば立派な朝食に早変わり!
更に一段上のグルメを目指すなら、美味しいプロシュートやスモークサーモンも併せて買うと完璧です☆
黒パンは何れも癖のある味なので、最初は少し慣れないかと思います。
ですがウィーンの思い出の一つにもなりますし、旅行中の不安定な体調を豊富な栄養素で支えてくれるかも知れません。
皆さんもミスユニバースに倣って、是非ウィーンの美味しい黒パンを試食してみて下さいね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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