観光バスでお手軽にウィーン名所1周!

公開日 : 2010年08月12日
最終更新 :

夏になって、オーストリア人がヴァケーションに出掛けてウィーン人口が減ると同時に、他方で増える観光客の数。ウィーンでの観光客の滞在期間は、3日から1カ月以上と多岐に渡りますが、今日は滞在日数の少ない方のために、観光名所を効率よくお手軽に巡れる取って置きの手段を紹介しちゃいます!

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これはウィーン観光用のホップオン・ホップオフバス、Vienna Sightseeing(ヴィエナ・サイトシーイング)!

これ一本で、シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿、果てはドナウ・タワーや軍事博物館までと、幅広く一日で見て回ることが可能です。

◆コース概要

コースは「リンク・コース」、「ドナウ・コース」、「シェーンブルン・コース」とそれぞれ一時間をかけて1周する3種類のコースがあり、「リンク・コース」と「シェーンブルン・コース」は10時始発、「ドナウ・コース」は11時始発、何れもStaatoper(シュタット・オーパー/国立歌劇場)前がスタート地点となっています。

最もメジャーなリンク・コースは、7月1日から8月31日の期間は10時以降、最終19時発までの間、15分毎に循環します。

(4月1日〜6月30日と9月1日から10月30日は30分毎、それ以外の期間は1時間毎)

またドナウ・コースとシェーンブルン・コースの出発時刻はイレギュラーとなっていますので、詳しくはこちらの時刻表をご覧ください。

◆乗車賃

気になるお値段ですが、

・1日券 20ユーロ

・2日券 25ユーロ(子供料金は何れも7ユーロ)

※15時以降に1日券を購入の場合は、翌日全日使用可能となっています。

また時間が非常に限られている旅行者やビジネストラベラーの方にはこちらが便利!

・1時間チケット 13ユーロ

・2時間チケット 16ユーロ(子供は何れも7ユーロ)

解説は日本語を含む13カ国語でなされるので、語学にちょっぴり自信のない方でも大丈夫!

◆購入場所

このヴィエナ・サイトシーイングのバスチケットはホテルのコンシェルジュ及び、バスの中で購入可能です。

◆red bus city tours(レッドバス・シティツアーズ)

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先に紹介したヴィエナ・サイトシーイングの観光バス以外にも、ウィーンにはレッドバス・シティツアーズなるものが存在します。こちらは2コースあり、詳細は以下の通り。

Tour 1:

出発時間: 4月1日〜11月1日は毎日10時から19時まで1時間毎に発車。

(それ以外の期間は11時、13時、15時のみ)

所要時間: 1時間半

料金:    大人14ユーロ、6歳から15歳の子供は7ユーロ

出発地点: アルベルティーナ美術館横のFührichgasse 12番地

主な行き先:リンク沿い、フンダートヴァッサーハウス、プラーター、国連都市、シュタットパーク、ムジークフェライン等。

Tour 2:

時間:    4月1日から11月1日の期間は毎日10時半と14時半の2回。

(それ以外の期間は金・土・日の10時半のみ)

所要時間: 2時間半、

料金:    大人24ユーロ、6歳から15歳の子供14ユーロ

出発地点: Tour 1と同じ

主な行き先:Tour 1にシェーンブルン宮殿(30分間停車)とベルヴェデーレ宮殿が追加

何れのコースも日本語を含む23カ国語で解説がなされます。

更に詳しい情報をお求めの方は、こちらのサイトをどうぞ!

◆ウィーン以外のバス観光

最初に記したヴィエナ・サイトシーイングでは、ウィーン以外の都市や観光名所へのバスツアーも日本語で開催しています。一例を紹介しますと、

・ザルツブルク日帰り観光: 大人125ユーロ、子供45ユーロ 

ウィーンからの途中、有名な湖水地方ザルツカンマーグートを眺め、ザルツブルクではミラベル庭園や旧市街を市内観光。

・ウィーンの森コース(コーヒー&ケーキ付): 大人55ユーロ、子供20ユーロ

ウィーンの森散策、ハプスブルク皇太子ルドルフ大公とマリー・ヴェ・チェラが心中した狩猟の館を日本語ガイド付きで見学。

・ヴァッハウ渓谷 一日観光(昼食付): 大人120ユーロ、子供50ユーロ

ドナウ川沿いの世界遺産、ヴァッハウ渓谷のツアー。メルク修道院見学後、約一時間のドナウ川クルーズ。

・ブダペスト日帰り観光: 大人125ユーロ、子供45ユーロ

隣国、ハンガリーへのツアー。

・プラハ日帰り観光: 大人135ユーロ、子供45ユーロ

隣国、チェコへのツアー。

もし英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語に堪能な方でしたら、ブラティスラーバ日帰り観光ツアーや、ウィーンの夕べをドナウ水上で過ごすコース、モーツァルトコースなども用意されています。

詳しくはこちらのオフィシャルサイトをご覧くださいね!

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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