世界で一番でっかい木 セコイア国立公園
180イーストキングスキャニオン方面朝8時通過
1時間後、ビッグスタンプ入り口(Big Stump Entrance)は霧。 サンフランシスコでは夏の霧には慣れてるんだけど、霧見て思わず「え〜〜っうっそ〜」って呟いてしまった。 夏休み日本からいらっしゃる方がサンフランシスコの霧を見て "まさか" という気持ちがよく分かった。
30分足らずでこの青空に変わり "グラント将軍の木(Grant Tree)" とご対面。
大きな木だねぇ〜って思うだけで、それ以外はマジマジと見てるしかなかったです。
こんな大きな木があるなんて驚き。
ビジターセンターへも立ち寄り。
カウンター後方にいろんな松ポックリが展示してあって、ビジターセンターの方に最大種 "シュガーパイン(Suger Pine)" を見せてもらった。 これが成る木ってどんだけでっかいんだ!?
比較でiPhone6を置いてみた、いかに大きいかお分かりいただけますね。
一応ギフトショップも見ておきました。
"山の天気は変わりやすい" のは知ってたつもりでも、10〜15分ドライブしただけ靄から晴天そして霧雨とよく変わる。
いよいよ、セコイア国立公園の表示が出てきた、ここには "世界で一番大きな木" がある。
<不思議な少年>
公園内はほとんど携帯が通じない "圏外" なんですが、
このギブスをしスマホを見つめ足元にはスケボー。
彼は一体誰?
『シャーマンツリートレイル(Sherman Tree Trail)』
大きな木ばかりがドカドカあって、光線の関係でどの木もモノクロっぽく写ってしまい、本当に化け物に出くわしそうな気がしてきた。
トレイルの途中にこんな恐竜の足跡を形どったタイルを貼った広場を見つけた。
なんだろ?
全体を写すには少し斜面を登らないと写らない。
実は、これがシャーマン将軍の木の "直径" なんだそうだ。
出た、ご対面!!
これが "シャーマン将軍の木(General Sherman)" こうなると、木なのか茶色い岩なのか分からん。
全体を撮ろうと下がれる所まで下がっても足元しか写らなくて、全く無駄な抵抗だった。
[](https://tokuhain.arukikata.co.jp/san_francisco/assets_c/2016/06/328ae4efe959bd97002f6eaf2cafe73a76db75f4-189864.html)見上げると、霧がかえって雰囲気出してる、やっぱり怪物だこりゃ。
さて、シャーマン将軍の木のシャーマンって、南北戦争の時の北軍のリーダーだったウィリアム・シャーマンから命名された。 前出のグラント将軍の木とどっちがでっかいか? と世界一争いになったそうだけど、"体積" でもってシャーマン将軍の木が世界一になった。 1931年のことである。
直径11.1m、体積1.487m3、重さ1385t、樹齢2200年と傍に案内されていて、更に聞いてみたら高さ約84m、一番大きな枝の直径が2m。 枝の太さがすでに木の直径じゃない!!
立て看板に日本語で『囲いの外に居てください』とも書いてあった。 セコイアの木は、浅く広く根をはるのだそうで根元の土を踏み固め地面を硬くしてしまうと根が張れないからという理由。 自分一人はいいじゃん〜が集まると巨木達の生命を脅かしかねないんですね。
生命で思い出したけど、このシャーマン将軍の木は "地球上で最も大きな生命体" であると何かに書いてあった。 やっぱり動かぬ怪物だったのだ。
ジャイアント・フォレスト(Giant Forest)と呼ばれているセコイア国立公園の原生林には、デカイ木TOP10のうち5本あって名前が付いている。①General Sharman
②General Grant (Gneral Grant Coveになります)
③President
④Lincoln
⑤⑥⑦は飛ばして
⑧Franklin
⑨も飛ばして
⑩Monroe
グラントフォレスト内に案内板があって、命名されてる木も表示されているので、探してみても面白い、シャーマン将軍の木以外の木は比較的近い場所に集まってる。 今はTOP10から外れちゃったけど、Waghingtonという木がかつては世界で2番目に大きな木だったんだった。 2003年の落雷、2005年雪のダメージでで半分以下の高さの35メートルにまでなってしまったという。 自然は過酷だ。
しかし、とにかく巨木ばかりでびっくりした。
【セコイア&キングスキャニオン国立公園(Sequoia &Kings Cyanon National Park)】https://www.nps.gov/seki/index.htm
車もちっちぇ〜。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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