一乗寺・小雨降る曼殊院の秋。
左京区一乗寺の天台宗の寺院。曼殊院。
雨上がりの中、勅使門と土塀の景色が見えました。
![秋の曼殊院門跡 014](/kyoto/images/2014/10/54ff047cc13c12847bf12f035cf0b8cb.jpg)
曼殊院は、延暦年間(728~806)、宗祖伝教大師最澄により、
比叡の地に創建されたのが曼殊院のはじまり。
![秋の曼殊院門跡 010](/kyoto/images/2014/10/c31e920dcef32a5ee11c340e5155484a.jpg)
青もみじは、少しだけ色付いた葉も見えました。
一乗寺の辺りは、朝晩の気温差のある所。
これからの寒暖差で木々は、ゆっくりと色付いて
来るでしょうね。
![秋の曼殊院門跡 066](/kyoto/images/2014/10/79bacd16a8079504e91e496832248b63.jpg)
寺院に入りました。
大書院前には遠州好みの枯山水庭園が広がり、
静かな秋の景色が見えます。
水の流れを表す白砂の庭園に、樹齢400年の五葉松。
その素晴らしい枝ぶりに見入ってしまいました。
![秋の曼殊院門跡 050](/kyoto/images/2014/10/ba1522827ac2eed328c584f78f25bb8c.jpg)
曼殊院は、JR東海「そうだ、京都行こう。」で
2006年秋に紹介されています。
言葉は・・・
「1年なんて、あっという間に過ぎて行くって言いますけれど、
もう少しゆっくり過ぎて行ってくれるといいな。
という訳で、来ちゃいました」
![秋の曼殊院門跡 033](/kyoto/images/2014/10/b34fa1e4435040a9e32aed06ffd4e0cb.jpg)
ポスターの言葉は・・・
「最澄が比叡山に開いた一坊が江戸中期にこの地に移り、
優美な堂宇は「小さな桂離宮」と呼ばれました。
建立したのは良尚親王。
桂離宮を造った八条宮智仁親王の次男でした。
茶道、華道、書道、香道、和歌の精進をつんだと言われるだけあって、
紅葉と建物の見事なレイアウトや部屋の意匠へのこだわり等、
内も外も曼殊院ならではの美意識に溢れています。
JR京都駅から市バス5系統で「一乗寺清水町」下車、徒歩20分。
近くに詩仙堂、修学院離宮、赤山禅院。紅葉散歩に最適です。」
・・・・・・と紹介されていました。
![秋の曼殊院門跡 030](/kyoto/images/2014/10/0651b18d07a3b0a7ce55ae7b22654556.jpg)
書院を出て、再び土塀と勅使門の景色。
雨に洗われた苔が鮮やかです。
![秋の曼殊院門跡 057](/kyoto/images/2014/10/a741fca43e1658423f0a95fb1bb4262a.jpg)
小雨の中、曼殊院の秋が静かに進んでいます。
![秋の曼殊院門跡 003](/kyoto/images/2014/10/c278e8e8177d0668e99b6ea68a25ae07.jpg)
《曼殊院》
〇所 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
〇拝観時間 9:00~17:00(受付16:30)、10/25~11/25は9:00~21:00
〇拝観料 600円
〇アクセス 市バス 「一乗寺清水町」下車徒歩約20分
※JR東海「そうだ、京都行こう。」の言葉お借りしています。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。