錦秋を映す水鏡の世界。大覚寺。
大覚寺では、見頃を迎えた紅葉と光の競演「真紅の水鏡」が12月 7日迄、
行われています。
境内と大沢池は、幻想的で柔らかな光に包まれています。
平安時代初期、嵯峨天皇は嵯峨野に離宮(現在の大覚寺)を造営された際に、
中国の洞庭湖をモデルに、「庭湖」と呼ばれる日本最古の、
観月の池、大沢池を作られています。
周辺の山の高さ、木々の配置、池を取り巻く背景など、
現在に至る見事な調和の世界です。
春の日の大沢の池は桜が満開でした。
夏の終わりの日、池の祭壇では「嵯峨の送り火」が燃え上がっていました。
今・・季節は晩秋。
水鏡には錦秋景色が映っています。
去年も同じ頃、大沢池の畔で、この景色を見ていました。
去年と同じ様な景色。
でも、同じ様に見えて、変わっているのは一年と言う時の経過でした。
京都は今週に入って、雨が続いていました。
水鏡に映る木々もしっとりしています。
水面に映し出される心経宝塔。
大覚寺・大沢池。
錦秋を映す、水鏡の世界に
ただただ 見入ってしまいました。
《大覚寺》真紅の水鏡
○所 住所 京都市右京区嵯峨大沢町4
○日時 2014/11/14(金)~12/7(日) 17:30~20:30(受付終了20:00まで)
※昼夜入替制。
○拝観料 大人500円 小人300円(嵯峨菊展見学付き)
○交通 アクセス
(バス)
JR『京都』駅より 市バス28系統・京都バス71・74・81系統 に乗車。
阪急電鉄『嵐山』駅前より 京都バス64・74系統 に乗車。
京福電鉄『嵐山』駅前より 京都バス61・62・64・71・72・74系統 に乗車。
(電車)
JR嵯峨野線 『嵯峨嵐山』駅 北口下車徒歩約15分。
京福電鉄 『嵐電嵯峨』駅 下車徒歩約20分。
○ 駐車場 あり 乗用車 500円(2時間)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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