京都タワーを眺めるなら、ここがお勧め。
京都駅からも近い渉成園。
ここの庭園は、春には桜、秋には紅葉が楽しめ、今は青もみじが美しいです。
![IMG_4737](/kyoto/images/2016/05/IMG_4737.jpg)
渉成園は、京都駅から近い事もあり、 帰りの新幹線まで少し時間ある時、
お勧めの庭園です。
![IMG_4714](/kyoto/images/2016/05/IMG_4714.jpg)
渉成園の地は、源氏物語ゆかりの地とも言われます。
ここは平安時代初期、光源氏のモデルと言われる 嵯峨天皇の皇子・源融(みなもとのとおる)の
邸宅(六条河原院)があった所と伝わっています。
![IMG_4716](/kyoto/images/2016/05/IMG_4716.jpg)
その頃の六条河原院は 広大な敷地だったそうです。
源氏物語『河海抄』には、河原院の事も綴られていました。
そして、夕顔と一夜を明かした所も、ここの様に思えます。
源融の死後、子息が相続し、その後 宇多上皇に献上されました。
その後、時は流れ江戸時代に、広大な跡地の一部に渉成園が作られたそうです。
その時、庭園を造ったのは、石川丈山。
石川丈山さんと言いますと、詩仙堂を建てた人ですね。
![IMG_4734](/kyoto/images/2016/05/IMG_4734.jpg)
池に映る京都タワー。
京都タワーは、市内のいろんな所から見えますが
ここ渉成園から見える風景は、お勧め処です。
池では睡蓮が咲き始めています。
![IMG_4725](/kyoto/images/2016/05/IMG_4725.jpg)
源氏物語、ゆかりの地で見る京都タワーでした。
水紋は鯉の息吹。。
《渉成園》
〇住所 京都市下京区烏丸通七条上る
〇アクセス 京都駅から京都市営バス17, 205, 206, 208号系統「七条河原町」下車。
四条河原町から京都市営バス17, 205号系統「七条河原町」下車
〇徒歩なら京都駅から約10分。
〇駐車場 普通乗用車10台程度。
〇拝観料 500円以上。
〇拝観時間 9:00~16:00。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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