コンチキチン・・後祭りの祇園囃子が聞えます。
コンコンチキチン コンチキチン・・後祭りのお囃子が
京の町に響いています。
後祭りの人気の鉾、大船鉾です。
![IMG_6061.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6061.jpg)
大船鉾では鉾の先端に檜で作られた龍頭が復活しました。
以前の龍頭は幕末に焼失したそうで、復活するのは約152年ぶりとの事。
高さ約2メートル、重さ約220キロの素晴らしい龍頭です。
![IMG_6073.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6073.jpg)
大船鉾が建っているのは新町通り。
新町通りから四条を挟んで、南観音山が見えます。
![IMG_6075.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6075.jpg)
祇園囃子に誘われて南観音山へ。
コンコンチキチン コンチキチン・・
コンコンチキチンと鳴っているのは鉦。
雅楽の様な、ご詠歌の様な、草笛の様な独特の音色が耳に響きます。
![IMG_6077.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6077.jpg)
祇園祭の後祭りが復活したのは2014年でした。
前祭りでは圧倒される程の人出となりますが、後祭りは
控え目な人出で、昔ながらの、そぞろ歩きで祇園祭を楽しみたい人にお勧めです。
新町通りや室町通りに建つ山鉾の数は10基。
![IMG_6078.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6078.jpg)
夕暮れから夜景に変わり、提灯の明かりが綺麗です。
先人達が詠まれた、祇園祭の名句も浮かんで来ました。
![IMG_6080.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6080.jpg)
「われもまた ゆきてまぎれん 祇園囃子の中」
「孫と見る 祇園祭りの 旗ゆれて」
![IMG_6082.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6082.jpg)
「遠くより 祇園囃子は こんちきちん」
「宵山へ 娘二人の 帯結ぶ」
![IMG_6083.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/IMG_6083.jpg)
「ゆくもまた かへるも祇園囃子の中」
コンチキチン コンチキチン・・・・・
祇園祭の後祭り。
祇園囃子が響いています。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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