バカンスが終わり新学年が始まるフランス
街中を歩いていて本屋やスーパーをのぞくと、ノートなど文房具が前面に陳列されていることに気付いた人もいるでしょうか? 日本と異なり欧州の新学年は9月から。新しく始まる1年に向けて、パリの子供たちは学用品を買い揃えます。フランス人にとって今週は、新しい学年が始まる節目の月です。
9月を前にバカンスから帰ることをフランスでは「rentrée(ラントレ)」と呼びます。今まで夏のバカンスに出かけていた子どもたちもパリに戻り、8月は空いていたパリも、最終週はパリの街中で多く子どもたちを見かけました。スーパーなども文房具を目に付きやすい位置に陳列しています。
大人のバカンスも終わりです。例えば先週は、バカンスに出ていた閣僚がパリに帰ってきました。企業の担当者に連絡しても「8月末までは不在です」と自動返信メールが来ていましたが、それも終わり各所で平常運行になりつつあります。今まで休んでいたフランス社会が少しずつ動き出しています。
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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