夏が終わりパリはすでにクリスマス支度へ

つい数日前までは夏のバカンス気分だったのもつかの間、9月に入りパリの一部ではすでにクリスマス支度が始まっています。市内にある百貨店プランタン・オスマン店では、プレス向けにクリスマス・プレゼンテーションが開かれました。

年末のオスマン通りに並ぶ、クリスマス装飾されたショーウインドーはパリの風物詩です。プランタン・オスマン店の場合は毎年、電動マリオネット師ジャン・クロード・ディエックスによる人形が、その年のテーマに沿って動きます。今年は「Rêve de Noël au Printemps(プランタンでのクリスマスの夢)」。2人の子供が夜のプランタンに入ると、そこには昼間とは違う夢の世界が広がっていたという設定です。

今年のクリスマス装飾におけるパートナーブランドはJimmy Choo、David Yurman、Bonpointの3つ。これらがディエックス氏のマリオネットにさらなるスパイスを与えます。
クリスマスに向けたプランタン限定販売の商品もあります。子供服のBonpointからは同ブランドのセンスを散りばめたデザインのノートなど、子どもだけでなく大人も使える小物が。先日訃報が流れたばかりのSONIA RYKIELからはプランタン限定カラーのバッグが出されます。


会場内に並ぶ各商品を眺めながらクリスマスを待ち遠しく思う反面、夏への名残惜しさと、もう1年が終わるのかという感慨が込み上げてきました。まだまだ街中はTシャツの人も多いですが、すでにパリはクリスマスに向けて着実に動き出しています。

筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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