フランスで急に歯が痛くなった時の対処法

公開日 : 2016年10月07日
最終更新 :
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海外旅行中、急に虫歯が痛み出して困った、ということが起きるかもしれません。じつは私も昨夏、夜も寝られないくらい歯が痛くなりました。しかも8月のバカンス時期の週末という、とてもタイミングが悪い時期でした(8月は医者も休暇を取るため、通常の医院は閉まっていることが多いです)。

どうしようかと、仕方なくインターネット上で歯痛の対策を調べてみると、バファリンのような痛み止めを飲むというものから、正露丸を虫歯になった箇所に詰めるなど、変化球と思えるようなものまで、様々な対策が載っていました。もしフランスで虫歯になってしまったら、まず何をするのが良いのでしょうか? 

最初にすべきは、歯医者に連絡すること! パリには何カ所か日本語で対応してくれる歯科医あります。そこに連絡し、できるだけ早めに治療しましょう。日本大使館のホームページには「日本語の通じる病院・医師」一覧が載っています。

週末など、どうしても医院が開いていない時は、痛み止めを飲みましょう。昨夏の私の場合、休暇中で医師がすぐ対応できなかったため、電話での指示によりダファルガン(DAFALGAN:500g)という痛み止めを飲んで、数日後の診察日を待ちました。

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ダファルガンは市内の薬局にて処方箋なしで購入できる鎮痛剤です。大人の場合、1回2錠、1日3回まで服用できます(ただし使用の際は必ず服用方法を確認のこと)。

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その医院の話によると、痛みのあまり誤った素人知識で虫歯を応急処置し、症状を余計ひどくさせて訪れる日本人が多いと言います。そのため、まず(可能であれば)医師に応急の対処法を聞き、痛み止めで抑え、なるべく早く専門医の診断を仰ぐということが大切です。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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