今日12月6日に食べるパン、グリッティベンツ(Grittibänz)焼き大会!
今日は、サンタの日!
先週末から今日に掛けて多くのイベントがあったことでしょう。
この日に食べる特別なパンもあるのですよ。
(生地としては、スイスの伝統的に週末に食べる網パン、Zopfと同じですが、形やトッピングが違います。)
このパンについては、スイス情報.comでも紹介しています。
毎年12月6日直前の日曜日に私の住むベルン郊外のパン屋さんが、グリッティベンツ(Grittibänz)焼きのため厨房を開放しているのです。
今年も娘を連れて行ってきました!
パン屋さんは、朝が早いですよね。そして、スイスでは多くのお店が日曜休業なところ、パン屋さんだけは、焼き立てパンを休日の朝食にいただきたいスイスの方たちのために通常午前中のみ開いているのです。
グリッティベンツ焼き大会は、朝8時から開催されます。この日は他のイベントもありスケジュールの関係で、朝一にパン屋に行くことにしました。
8時5分ぐらい前に到着すると、なんと!もう2家族がドアの前で待っていました。
それから、続々と家族連れが集まり、ドアが開いたときには、10家族ほど待っていたことでしょう。
ドアが開き、ジャケットを脱ぎ、厨房に入って、手を洗って、グリッティベンツ作りに取り掛かりました。
↓の厨房の写真。8時4分。既に満員です。
グリッティベンツ焼き大会が「便利」なところは、生地が既に用意されていることです!
形の作り方も図で解説があり、トッピング用のレーズンや種などのトッピングも用意されているので、直ぐにグリッティベンツの形作りに取り掛かれます。
図解のように生地を切ってみました。
トッピングをつけて、
用意されている溶き卵を塗れば、作業は完了です!
この後は、パン焼きのプロが大きな窯で焼いてくれます!
焼く時間は、30分もかかりません。焼きあがるのを待っている間は、上の階の待合室でゆっくりできます。多くの皆さんは、朝起きて、朝食を取らずにイベントに来たようで、クロワッサンなどを購入していましたが、無料でコーヒーやクリスマスらしくミカンやピーナッツも用意されていました。
焼かれたグリッティベンツは、待合室に運ばれてきて、自作のグリッティベンツを購入できることになっています。自作パンは量り売りされていて、写真の2つで、2フラン前後でした。準備や片付けのことを考えると、とても良心的な料金ですよね!
娘は、火星人のようなパンを作りました。。。
娘がこのイベントに行きたくなくなる日はそう遠くないと思いますが、また来年も楽しみにしています。
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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