織田信長を思う安土城跡。
滋賀県近江八幡市にある安土城跡に行って来ました。
見上げると長い石段です。
安土城は、南側に大手口を設け、そこから山頂に向けて大手道が伸びます。
山頂部には、本丸・二の丸・三の丸からなる主郭が配置されています。
順路は長い石段を登って天主跡まで行き、帰路は三重塔を見ながら
山に沿って降りて来ます。
入口の案内には、所要時間は一時間少しとありましたが
結構な運動量となりました。
安土城は織田信長が、天下統一を目指し琵琶湖が一望出来る所に
築城した巨大山城です。
山頂には天主(天守)が建ち、信長は、その天主に住んでいたそうです。
しかし完成後わずか3年で本能寺の変が発生。
その数日後には謎の出火により天主や御殿等が焼失しました。
その後、天下が秀吉のものとなると安土城は廃城となりました。
2009年の映画『火天の城』(かてんのしろ)では、
安土城の様子が描かれていました。
城跡は、昭和15年から20年間に渡る発掘調査・修復工事が行われ、
当時の雄姿を実感できる状態となってます。
雪の残る長い石段を登って天主跡に着きました。
ここには、高さ33メートル、五層七階の天主がそびえていたそうです。
天主跡からは、琵琶湖が一望です。
帰路は、三重塔(築1454年)や二王門を見ながら進んで行きます。
それにしても安土城も三重塔も、この様な高い所に
建てられていたのですから凄いですね。
《安土城》
〇 住所 滋賀県近江八幡市下豊浦
〇 料金 700円
〇 交通 電車 JR東海道本線・安土駅より徒歩18分。
車 名神道・八日市ICより国道421号線経由13㎞ 。
〇 駐車場 安土城跡駐車場
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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