セマナサンタとイースターのお菓子
スペインはただ今聖週間(セマナサンタ)の真っ最中。
各地でキリスト像やマリア像と一緒に信徒たちや楽隊が町を練り歩くプロセシオンが出ています。
私も今日の夕方は地元の町のプロセシオンを見に行きます。
聖週間は移動祝日で毎年日にちは変わりますが、常に日曜日に始まり土曜日まで続きます。
それが終わると復活の日曜日。復活祭(イースター)です。
スペインでは、聖週間から復活祭にかけてトリーハスというお菓子を食べる習慣があります。
いわゆるフレンチトーストですが、卵と牛乳の代わりにワインにつけたものも。
ここバレンシアでは、トリーハスよりもモナ・デ・パスクワと呼ばれるゆで卵や
チョコエッグののったパンや丸いパン・ケマード(直訳すると焦げパン)が主流。
どちらも素朴な味わいです。子ども達はホットチョコレートに浸して食べたりします。
現在スペインを旅行中の方、来年のこの時期に来る方、ぜひ季節の味をお試しくださいね。
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筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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