一触即発に居合わせてしまったら... 早よ逃げな!
先日のプライドパレードで、あるグループが『リメンバー・パルス(Remember Pulse)』とプラカードを持っていた。 去年の6月12日にフロリダ州オーランドのゲイのナイトクラブで起きたアメリカ史上最悪の被害が出た銃乱射事件。 あれから一年が過ぎすっかり忘れていたけど思い出した。
テロの警戒やヘイトクライムでパレードやイベントでは警察官が目立ちセキュリティーも厳しくなってる今日この頃のサンフランシスコ。
イベント会場入り口には "持ち物検査" と "金属探知機" が設置されてて、緩やかなチェックだけどやはりちょっと緊張する。 ⇨ 最近はちょっとしたイベントでも"securityマーク" つけた黒い制服を着て見回りしている事が多くなった。 セキュリティは一般人なので警察ではありませんから、警察官は必ず帽子着用してます。
そして、一触即発だった現場。
同じ日イベントの空気が十分漂っていた通りを歩いていたら、突然、壁か窓を叩く音が聞こえ始めた。 わずか数十秒前は人が行き交っていた場所だったのに、人々が群がるように集まり顔を突き合わせてFワードの応酬となっていた、一人の男性は既にスマホで撮影し始めていた。
この集まり、どんな人が集まってるかをつい観察してしまった。
まるで刑事ドラマのような光景だけど、既に警察のサイレンが聞こえてて、人々は更に興奮していて車道に人が出始めてきた。 ⇨ 本来人は歩道にいるべきところを車道に出始めたというのが常軌を逸している証拠なんだと悟った。
もし、この状態になりつつあったらその場は素早く立ち去った方がいい。普通じゃない光景に出くわしつい野次馬根性丸出しにして写真撮ってみたけど、ピンボケばかり、気がつけば自分も車道の真ん中に立っていた。 本当は身の危険を感じててもよかったのに、警察のサイレンて妙なアドレナリンが出るんじゃないかと歩道に戻って冷静になって気がついた。
警察車両がこのブロックを囲むようにパトカー20台以上、白バイはそれ以上町中の警察官が集まって来たじゃいないかと思うほど、警察官は遠巻きに様子をうかがっていたいたけどその表情は硬く目つきも鋭い。 路上の車は全て停止させらていた。 ⇨ この段階だったら、まだ身動きが取れるのでとにかく立ち去ろう。
出くわした段階で窓ガラスは一枚も割れていなかったけど、もし一枚割れたら暴動発生になっちゃうんだろうな。
通りを歩いていて、人の流れが塊になり大きな音(声も含めて)し始めそれぞれが大声で喋り始めたらちょっとやばくなるんだろうなと学習した。 どんなにドサクサの中でも警察官に呼び止められ静止を求めらたら決して逆らわない事。
これ絶対大事。
↓サンフランシスコの犯罪情報サイト↓
https://spotcrime.com/ca/san+francisco
↓こんなアプリもあった↓
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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