アメリカ西部で一番古い酒場 Shooting Star Saloon
「ミシシッピーより西側でここが一番古いよ」
そう話してくれたのはベスさん。このHuntsvilleにおじいさんの代から住んでおり、ここのお店の常連です。
このShooting Star Saloonの建物は1850年代に建てられました。
サルーン(Bar)として営業開始したのは1879年。
現在は、当時から数えて3番目のオーナーが店の切り盛りをしています。
1920年から1933年アメリカの禁酒法により営業が禁止されていた時も、当時のオーナーは営業していないふりをして隠れて営業していたというのですから驚きです。
検査官が町に来るとまちの住人がいち早く知らせに来て見つからないようにしていたというのです。
見つかると店の主人が投獄されてしまい、妻だけでは切り盛りできず店がつぶれてしまうことを住人たちは知っていました。
禁酒法が解禁されると堂々と営業再開されたため、大勢の人々が、またこの辺鄙な町のサルーンへ戻ってきました。
お店の店内を見てみると・・・なんと犬のはく製があります。
この世界一大きなセントバーナード犬のはく製は、ここのオーナーが飼っていた犬です。
今でも世界記録は破られていないという程、大きなセントバーナードです。
筆者
アメリカ・アリゾナ州特派員
ホップキンズ 江美
アリゾナ移住を機にワイナリー巡りや趣味の骨董品収集など、潤いのある生活向上を目指し、自然あふれる田舎暮らしを実践しています。
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