サンフランシスコ推しの一軒タパスの”コケタ”は、なるほど夢中になる

公開日 : 2024年04月13日
最終更新 :

春のレストランウィークに行ってまいりました!
主催するのが1936年に設立された「ゴールデンゲートレストラン協会(GGRA)」。独立系レストラン、カフェを含む飲食店で構成され、飲食店業界の質の向上に向けてさまざまなサポートをしているサンフランシスコに拠点を置く非営利団体です。お手頃な値段でクオリティはそのまま、ハイエンドなレストランの敷居が低くなる、4月、11月の年2回開催される食いしん坊には嬉しい食のイベント。

今回はピア5にある、スパニッシュ・タパス「コケタ(Coqueta)」。お天気も良く気持ちの良いランチでした。

エンバカデロSt沿いで、フェリーターミナルからも歩いていけるピア5にあるスパニッシュタパスの「コケタ(Coqueta)」。なんか日本人には笑っちゃいそうな名前で覚えやすいです。スペイン語で浮気とか夢中とかって意味らしくちょっとびっくり。店内は桟橋の倉庫を改造してるので天井が高く、どんなに混んでいてもゆったり空気です。オフィス街に近いこともあって、平日の12時頃パティオもダイニングも次々と席が埋まっていきました。カジュアルなビジネスランチにも利用されているようです。

タパスといえばタコ。しかし意外にグリルは難しい食材ですが
びっくりするくらい柔らかい
タパスといえばタコ。しかし意外にグリルは難しい食材ですが
びっくりするくらい柔らかい

毎年春秋2回恒例となっているレストランウィークですが、コケタは、スモールタパス(2種からひとつ選ぶ)+メイン(2種からひとつ選ぶ)+デザート(2種からひとつ選ぶ)で40ドルのコースでした。ランチやディナーメニューから少しアレンジして提供されていて、お店のメニューも参考にしながら頼んでみるといいでしょう。

・カリフラワーのローストとバジルとニンニクのスペイン風ソースに季節の果物
・雛鳥&シーフードのパエリア、アスパラガス、マッシュルーム、グリーンガーリック添え
・本日のソルベ
+サングリア(14ドル)

複数で行く場合はコースの中から別々に頼んでシェアしてもいいですが、今回はアラカルトでタコのグリル(23ドル)とカラマリフライ(18ドル)も頼みシェアして食べました。

ティスティングにはちょうどよいボリュームのパエリア
もうちょっと食べたいくらいの量でナイス
ティスティングにはちょうどよいボリュームのパエリア
もうちょっと食べたいくらいの量でナイス
シトラス系のソルベ(下の小さいチーズはおまけ)
シトラス系のソルベ(下の小さいチーズはおまけ)

立地もよく、料理もおいしい。そしてスタッフがとてもフレンドリーで、大当たりの一軒です。
今更いうまでもないですがが、タパスは冷製や温製の小皿料理で、スペインのハムやパエリアもあったり、まさに日本の居酒屋文化、食べて飲んでの我ら日本人にはピッタリなスタイルです。

レストランディナーでは最低100ドルくらいするサンフランシスコ。昨今バルやタパスのスタイルがすごく増えているので、我ら庶民には嬉しい限りです。

日も長くなってきているので海を眺めて軽く一杯いいですよぉ
日も長くなってきているので海を眺めて軽く一杯いいですよぉ

【Coqueta SF】

住所
Pier 5 The Embarcadero, San Francisco, CA 94111
Tel
415-704-8866
オープン時間
月〜木12:00〜21:00 金〜日11:00〜22:00
サンフランシスコ URL
https://www.coquetasf.com
ナパバレーURL
https://www.coquetanv.com

実はミシュランレストラン密集地で有名なナパバレー・ヨントビルにも姉妹店があります。ワインカントリーに行く際覚えておくといいですよ。ユニークな名前なので覚えやすいです(笑)

【Bottega】ナパバレー・ヨントビル

【Ottemo】ナパバレー・ヨントビル

【レストランウィーク】(次回は11月予定)

料金
ブランチまたはランチ(2コース以上):10ドル・15ドル・25ドル・30ドル・40ドル。
ディナー(3コース以上):30ドル・45ドル・65ドル・75ドル・90ドルです。
コメント
お試しコース的な食のイベントなので、ランチで行ってみるといいかもしれません。レストランによっては週末のランチは提供していないこともあるので、事前に確認してください。

食後の散歩

”ピア7”はサンフランシスコで最も美しい桟橋と言われています
”ピア7”はサンフランシスコで最も美しい桟橋と言われています

おいしいランチに満足した後の散歩にもよいエンバカデロ周辺。歩いてみるといいですよ。

釣竿の持ち主は何処
釣竿の持ち主は何処
建物の海側は歩く事もでき、港の歴史などのパネルも展示されています
建物の海側は歩く事もでき、港の歴史などのパネルも展示されています

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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