素朴な芸術が楽しめる アートな村 "キュランダ"
こんにちは!ケアンズのサニーです。
今日はケアンズの山の上にある小さな村、「Kuranda Village (キュランダ村)」の一番の見所である"アート"についてご紹介します。
★キュランダはアートな雰囲気が漂う場所★
レインフォーレストの中にある小さな村"キュランダ"。ここには個性的ではありながらも、親近感のある素朴なアートがぎっしり詰まっています。
いつ来てもホッとするような落ち着いた空気が流れている感じがするのは、訪れる人に「ウェルカム♪」って囁いているような、優しいアートが至る所に飾られているからなのかもしれません。そしてそんな場所が好きになり、キュランダに移り住んで活躍している芸術家も大勢いるんですよ。

▲歩道にある"方角を示す看板"も絵になります。

▲看板の足元には、なんと巨大なカマキリのオブジェが!「な、なんでここにカマキリが?!」と驚きましたが、こんなの見たら思わず笑みがこぼれますよね。

▲お店が閉まっていても、そのシャッターにまでこんな可愛いアートが!このカンガルーの絵のお店は靴屋さん。それにしても目力の強いカンガルーですね。

▲黄色と赤と黒はオーストラリア先住民のアボリジニの旗の色で、このお店はアボリジニの伝統的な楽器"ディジュリデュ"を販売してるお店です。
★歴史も学べる"アボリジニアート"のアートギャラリー★


キュランダ村にはオーストラリア先住民の方たちが昔から住んでいて、アーティストとして活躍している方もたくさんいらっしゃいます。アートギャラリーでは、そんな地元のアーティスト達によるアボリジニアート作品を見たり、購入したりすることができるんですよ。
手のひらサイズのお手頃価格の作品から、部屋の壁にかけられるもの、さらには美術館用になるような大作までと種類は豊富。
アボリジニアートは、様々な色の細かい点や線で物語が描かれているというのが特徴なんですが、狩猟の様子を描いたものや、集落での家族の様子を表したものもあれば、イギリスの開拓民によって子供を誘拐された悲痛な時代を描いた作品も。
スタッフの方が色々と説明してくれたので、とっても勉強になりました!アートを通して歴史の勉強もできるアートギャラリーです。
★野外コンサートもアートな雰囲気★
キュランダには、いくつかの野外コンサート会場がありますが、やっぱりそこでも個性的なアートが楽しめます。

ここはキャンプ場と併設した野外コンサート会場の"Billabong (ビラボン)"。ステージの脇には大きな池があり、そこでこんなライトアップが!音楽を聴きながら、うっとりと水面を見つめてしまいました。

▲こちらはキュランダ出身のアボリジニのグループ。レゲエのリズムで熱いメッセージを歌っていました。もちろんステージもアートで飾られています。
★ん?これもアート?★

▲キュランダ村には警察署もあります。これが、入り口の看板。
「きゃー、可愛い!カフェの看板みたい!」と思わず写真を撮ってしまいました。

▲「あれ?こんなところに工事現場のおじさんが?」と思ったら、これはよくできたオブジェ。オパール採掘者を再現したものらしいです。こんなにヒゲが伸びるまで採掘に専念してたんでしょうね。きっと。
★いつまでも変わらない素朴さが人気のキュランダ★
私がキュランダに初めて訪れたのは、確か1995年。。。お店やアートのオブジェは増えたものの、その頃からさほど雰囲気が変わっていない場所。これからもずっとこの素朴さと個性的なアートを楽しめる観光地としてあり続けて欲しいと思います。
【Kuranda Village / キュランダ村への行き方】
行き方は様々です。
② Skyrail(スカイレイル)
④ 車 ※ケアンズ市内から車で約40分(ハイウェイを走った後、山道を約20分ほど登っていきます)
プチアドバイス:●キュランダはケアンズに比べて少し気温が低めです。特に5月〜10月の期間は上着を持参すると良いかもです。
地図はこちら▼
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。