「祇園祭2018」猛暑の中、勇壮に進む23基の山と鉾
17日の京都市内では気温38度の猛暑の中、前祭りの山鉾巡行が行われました。
ニュースは、連日の猛暑で祇園祭の見物客が伸び悩む異例の事態と伝えています。
京都では記録的な猛暑が続いていて、警察によりますと、16日の宵山は約8万人少なく、
山鉾巡行の人出は、5万7000人と去年より2万5000人少なくなっているとの事です。
![IMG_0367.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2018/07/3cf1fb632f9af76ab106ad68eaade8b5f46f5052-thumb-730x494-380365.jpg)
≪祇園祭の歴史≫
長い歴史の祇園祭。祭りの始まりは、平安時代の前期・869年。
各地で疫病が流行していた時、神に疫病を鎮めてもらう
願いを込めて始まったと伝わっています。
![IMG_0383.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2018/07/c514f1c8efc7a3e6693ff5f17580d48250d8f0e0-thumb-730xauto-380367.jpg)
≪鉾に立つ槍・山に立つ松≫
山鉾の屋根の上に建つ「鉾に立つ槍」「山に立つ松」には、
疫病神が吸い込まれると言われています。
祇園祭は、七月の水害や災害・・そして疫病が発生した、この時期に合わせて行われています。
途中、応仁の乱や本能寺の変では順延。
そして第二次大戦などで中断もありましたが、
その度に町衆の力で復興し、現在まで千年以上続くお祭りとなっています。
![IMG_0382.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2018/07/e7954713593edcd6416a681d492d581096d69c4d-thumb-730x462-380369.jpg)
河原町三条では舞妓さんも巡行の応援です。
![IMG_0408.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2018/07/fb5510465b9b36ed4b73f42df634f75702ebd877-thumb-730xauto-380371.jpg)
コンコンチキチン コンチキチン。御池通りを進む長刀鉾。
祇園囃子がビルの街に響きます。
17日の前祭り山鉾巡行でした。
![IMG_0423.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2018/07/42264eaf392996d9e456f9e7ba5c3f263548156b-thumb-730xauto-380373.jpg)
≪前祭りから後祭へ≫
祇園祭は一か月に及ぶ長いお祭りです。
この後18日からは、後祭りの山鉾建てが始まります。
山鉾曳き初めは20日から21日。後祭り宵山は23日。
24日は、後祭り山鉾巡行と花傘巡行と還幸祭です。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。