「祇園祭2018」猛暑の中、勇壮に進む23基の山と鉾
17日の京都市内では気温38度の猛暑の中、前祭りの山鉾巡行が行われました。
ニュースは、連日の猛暑で祇園祭の見物客が伸び悩む異例の事態と伝えています。
京都では記録的な猛暑が続いていて、警察によりますと、16日の宵山は約8万人少なく、
山鉾巡行の人出は、5万7000人と去年より2万5000人少なくなっているとの事です。
≪祇園祭の歴史≫
長い歴史の祇園祭。祭りの始まりは、平安時代の前期・869年。
各地で疫病が流行していた時、神に疫病を鎮めてもらう
願いを込めて始まったと伝わっています。
≪鉾に立つ槍・山に立つ松≫
山鉾の屋根の上に建つ「鉾に立つ槍」「山に立つ松」には、
疫病神が吸い込まれると言われています。
祇園祭は、七月の水害や災害・・そして疫病が発生した、この時期に合わせて行われています。
途中、応仁の乱や本能寺の変では順延。
そして第二次大戦などで中断もありましたが、
その度に町衆の力で復興し、現在まで千年以上続くお祭りとなっています。
河原町三条では舞妓さんも巡行の応援です。
コンコンチキチン コンチキチン。御池通りを進む長刀鉾。
祇園囃子がビルの街に響きます。
17日の前祭り山鉾巡行でした。
≪前祭りから後祭へ≫
祇園祭は一か月に及ぶ長いお祭りです。
この後18日からは、後祭りの山鉾建てが始まります。
山鉾曳き初めは20日から21日。後祭り宵山は23日。
24日は、後祭り山鉾巡行と花傘巡行と還幸祭です。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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