ベジタリアン、ヴィーガンにお勧めの中華料理店
香港にもベジタリアン/ヴィーガンがいます。食の都である香港は実はかなりベジタリアン料理の店が存在しています。今回紹介する「心齋(Pure Veggie House)」は、数あるベジタリアンの店の中でも有名な店です。(写真提供:Jin Communications)
2007年に開業したのですが、ベジタリアン/ヴィーガン向けの中華料理を食べられる...しかも飲茶から四川料理まで幅広いので人気を博しています。メニューの数にして150種類もあり、オーガニックの野菜を使用している徹底ぶりです。店は3500平方フィート、座席数は110と規模の大きなレストランです。
まずはコース料理から紹介します。松茸を使った6種類の料理が出てくるのがあります(498ドル)。食べるには最低2日前に予約が必要という手の込んだ料理です。松茸とカシューナッツを焼いたもの、松茸のチャーハン、松茸のサラダなどが出てくる、まさに松茸三昧のコースです。
松茸のコース料理
「牛肝菌餃(Porcini Mushroom Dumplings)」 (3個38ドル)は、きのこのポルチーニ(ヤマドリタケ)を使った餃子のようなものです。飲茶スタイルですからセイロに入れられて運ばれてきます。「香辣三脆(Deep-fried Frozen Tofu, Bean Curd Puff & Fried Dough Stick with Red Chill )」(128ドル)は厚揚げ、百頁豆腐(木綿豆腐よりも固い豆腐)などにナッツを加え、赤唐辛子と青唐辛子で炒めた料理です。辛さが病みつきになります。
牛肝菌餃(Porcini Mushroom Dumplings)
香辣三脆(Deep-fried Frozen Tofu, Bean Curd Puff & Fried Dough Stick with Red Chill )
デザートは「士多啤梨果凍(Strawberry Pudding)」(43ドル)は、いちごプリンということになりますが、これはレシピは秘密というものだそう。どうやって作っているのかは読者の方が食べて感じてみてください。
士多啤梨果凍(Strawberry Pudding)
これまでは、ある肉料理をベジタリアン料理として作った場合、似せていますがどうしても物足りないものがありました(当たり前と言えば当たり前ですが)。しかし、この店は肉を間違って食べているのではないか=つまりオリジナルの料理を食べているのではないか...と勘違いしてしまいそうな料理を楽しめます。香港ならではの「中華のベジタリアン料理」を楽しんでください。
★心齋(Pure Veggie House)
所在地:3/F, Coda Plaza, 51 Garden Road, Central, Hong Kong(MTR中環(Central)駅からタクシーで10分)
電話:2525 9552
営業時間: 11:00~22:30
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。