小峰城跡@白河市
白河藩主の居城だった平山城で、日本百名城の一つにも数えられています。
これ見よがしの本丸こそ持たないものの、江戸時代に築かれた石垣と端正な三重櫓が美しい城跡です。
竹之丸跡から三重櫓と前御門
石段を登って、本丸跡へと進みます。
前御門を通過しながら右手側を望みます。
前御門をくぐり、本丸跡
参考までに、当時の再現図です。
本丸跡の柱票から振り返って、前御門と三重櫓
三重櫓へと進み、北側の石垣から那須連峰を望みます。
三重櫓の脇にある「おとめ桜」
おとめ桜は、本丸の石垣を積む際に人柱とされた娘さんの霊を慰めるために植えられた一本桜です。
元の桜は戊辰戦争で焼失したものの、新たに芽吹いた苗が美しい花を咲かせるに至っているとのこと。
三重櫓内部へと入ります。
床や柱には、痛々しい傷跡が残っています。
2階部分
最上階
三重櫓前から本丸跡を望みます。(写真中央奥が白河口の古戦場)
桜之門跡付近から三重櫓と前御門
小峰城の石垣は、東日本大震災で広範囲に渡って崩れ落ち、今もって復旧作業中です。
ここでのノウハウは、熊本地震で被害を受けた熊本城の復旧作業にも役立てられているそうです。
小峰城跡から少し離れた場所にある太鼓櫓へも足を運んでみました。
白河簡易裁判所の北東側に移築され、現在は個人の所有物となっています。
当時の原型とは若干違うそうですが、現存する貴重な櫓として市指定の文化財に登録されています。
筆者
福島特派員
bill
福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。