明日は台湾のお盆、旧暦の7月15日は中元節!
明日は旧暦の7月15日にあたり、
台湾でお盆にあたる中元節です。
台湾では旧暦の7月を「鬼月」(グェユエ)と呼び、
死後の世界とこの世を隔てる門が開くとされている期間です。
台湾では幽霊を「鬼」と書き、先祖もこの鬼月の間は
この世に戻ってくると言われており、
日本で言うお盆の期間に当たります。
中でも旧暦の7月15日は、中元節と呼ばれ、
「普渡」と呼ばれるお参りをします。
普渡は、無縁仏にお参りをする儀式で、
会社や家の前にたくさんのお供え物を並べて、
あの世のお金と呼ばれる紙錢を燃やしたりします。
かつて台湾の発展のために命を注ぎ、尽くした霊たちにお参りをして、
自分の家や会社で悪さをしないように、
つまりこの先1年も平穏に暮らせるようにという祈りを込めます。
今年は明日8月25日が中元節にあたり、
中元節前の出勤日となる本日は、
街中の至る所で普渡を行っているのが見られました。
また、中元節の夜は一番霊が多いとも言われ、
夜の外出は控えた方がいいとされています。
鬼月の時期には「引っぱられる」ことが多いとも言われ、
水辺のレジャーは禁忌と言われています。
グルメや観光スポットだけでなく、
こういったところからも台湾文化を学ぶのも貴重な機会ですね。
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