大聖堂の側にあるカフェの一つ、La Chapelle
カフェやレストランの多いレーゲンスブルクの中でも、歴史があるカフェの一つ。
アルター・コーンマルクトにあるカフェ、La Chapelleをご紹介します。
この地区は、バイエルン州で一番最初の貴族、アギロールフィンガーが8世紀から住んでいたとされている地区です。その後このアルター・コーンマルクトは、穀物市場(〜1830年)が開かれていた場所で、ここ数年前から毎週土曜日はレーゲンスブルクで最大の食料品の市場が開かれる場所です。広場の向うには、アルテカペレ(直訳すると「古い礼拝堂」)があり、バイエルンを代表するアザム兄弟が仕上げた内装ですので、こちらも観光スポットとしては、オススメの場所です。
そして、このカフェそのものは、1541年、カール五世がレーゲンスブルクに神聖ローマ帝国の議会のために来た際、足を踏み入れている場所だそうです。
ここ1階には、ハウスチャペルがありました。(レーゲンスブルクの旧市街には、ハウスチャペルが、確認されるだけでも22個あったそうです。)
建物の内部はゴシックの天井。レーゲンスブルクならではの贅沢です。
さて、今日はグループで予約して出掛けました。
まず、カプチーノを注文。
正直、これが出された時は、ガッカリしました。
キメの荒いミルク。
慌てて、カウンターを見て見たら、機械は立派なものがあります。???と思っていましたが、あとでその理由が分かりました。
普通に会話を楽しんでいると、急にミルクを泡立てる音が聞こえてきたのですが、異様に高い音なのです。これでは、無理。そう、今日は若い女性が、カプチーノを入れる練習をしていたのです。バリスタの資格を持った人がコーヒーを入れるのと、その辺の一般人が入れるのでは、訳が違います。
私の方が、ずっと上手。
美味しいカプチーノにこだわる私には、正直これは許せるものではありませんでした。
でも、それだけです。残念だったのは。
お値段は、カプチーノ1杯2.60ユーロ。
メニューで欲しいものがあっても、時間制限があったりするお店もよくあるのですが、ここは、メニューに書かれているものは、なんでも注文できるとのこと。
まず、他の人が注文したもので、美味しそうだったのは、これ。
6種類もあるサラダのうちの一つですが、すごいツナの量でした。お皿の中央はくぼんでいて、そこにぎっしりツナ。こちらも食べ応えありそう。日本人的にはもう少し玉ねぎが薄切りだと食べやすそうですが。ドレッシング、美味しかったそうですよ。
私が注文したのは、こちら。
クレープも、デザート系とお食事系があったので、二つあるお食事系のうち、ハム、チーズ、マッシュルームというのを選択。7.20ユーロです。安い!という印象はありませんが、まあ、朝食としてはこんなものでしょう。(もう一つは、鶏肉、ほうれん草、マッシュルームで、本当はこれでも良かったのですが。)
半分に折りたたまれているクレープをちょっと開いてみました。
とっても美味しかったです。家で朝食を食べずに出掛けたので、分量的にはいい感じ。もう少し分量が少なくてもいいくらいですが、サラダもソースは美味しいし、ハムがこれでもか、とたくさん入っているし(写真ではそうは見えませんが、ナイフで切ったときの切り口がハムだらけ)、マッシュルームが厚めに切ってあって、私は大満足でした。★★★★★
一人でポツンと入るには勇気が入ります。が、店員さんは親切な感じです。実際一人でいらっしゃっているお客さんもいました。年齢層も色々。小さな店内ですが、金曜日の午前中、ほどほど賑わっていました。
Alter Kornmarkt 1
93047 Regensburg
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