レーゲンスブルク、嗅ぎタバコ情報
私はタバコも嗅ぎタバコも経験がありませんが、最近、嗅ぎタバコについて調べていて気になったので、嗅ぎタバコを売っているお店に行ってみました。
2018年1月に、ノイプファー広場から大聖堂近くに引っ越してきたばかりのお店です。こざっぱりとスッキリした感じ。
(写真ではあまりそうは見えませんが。雪がちらついているこの日、靴底を綺麗にするためのマットには雪がつもり、入り口右側の足元には、緑のプラスチックの入れ物が置いてあります。これは、同伴の犬のためにお水が入っているものです。)
店員さんは、頑固そうなおばさんを想像(笑)していたら、気さくな感じで好印象。調べてみると、3世代目、80年の歴史をもつお店で、ドイツのタバコ屋さんベスト200に入るものだそうです。
「日本でも嗅ぎタバコは人気が上がっているそうですよ。私は、ドイツ人の知り合いでも嗅ぎタバコをしている人を数人知っていますが、ドイツでの嗅ぎタバコの人気はどうですか」と店長さんにお話を聞くと、レストランなどで禁煙が進むようになってからじわじわと人気が上がっているとのこと。
このお店で扱う嗅ぎタバコは、ダントツの種類を誇るようです。バイエルン州では多分ナンバーワン。ドイツ全土でも、なかなかないそうです、こんなにたくさんの種類の嗅ぎタバコを扱うお店は。
嗅ぎタバコにご関心ある方、是非レーゲンスブルクへお越しください。レーゲンスブルクのもの、ランツート(Landshut)のもの、そしてイギリスのものも扱っているそうです。
レーゲンスブルクの商品で一番有名なのは、シュマルツラーと言われる、マーガリンやバターの一種を製造過程で混ぜていたタイプのもの。
日本でよく知られているシュヌッフというのは、メントールを含んだ英国タイプの嗅ぎタバコのようですね。ここにも、ランツートの商品やイギリスの商品があります。
こんなに大きな棚にいっぱい商品が並んでいます。
小さく、軽く、安価なお土産として、なかなか素敵ですね。
嗅ぎタバコに興味がたくさんという貴方、1998年まで嗅ぎタバコの工場があった場所が、100ほどあった部屋のうち、3部屋を博物館としてそのまま残し、一般公開しています。毎週金、土、日の午後2時半から1時間ちょっとのツアーは、隣の「カフェ・アナ」でチケットが購入できます。
カフェ・アナについては、2018年3月にこちらでご紹介しています。
【基本情報】
Tabak Götz
住所: Residenzstraße, Eingang, Domplatz 6
営業時間: 8:00-18:00(土曜日は17:00まで)日曜閉店
【記載内容について】
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