百合の紋章の秘密をブールジュで知る!
市役所の壁に飾られているブールジュの市の紋章には、百合の紋章と羊が並んでいます。
百合の紋章といえば、フランス王家など、ヨーロッパの歴史の中で象徴的な役割りを果たしていますね。でも、この紋章、どうも現実の百合の花には似てないな・・・と思ったことはありませんか?今日は、その疑問を一気に解消しましょう。
実は、百合の紋章のデザインの元となった花は、百合ではなく、この花なのです。
フランス語では、Iris des marais イリス・デ・マレ、マレ(沼地)のアイリスと呼ばれる花、日本語では、キショウブ(黄菖蒲)です。この形、百合の紋章にそっくりでしょう。このことを知ると、なるほど!と納得できますよね。
そのキショウブが、ブールジュのマレで満開の季節を迎えています。Iris des marais マレ(沼地)のアイリス、まさに、かつて沼地であったブールジュのマレにふさわしい花で、見ているうちに百合の紋章が浮きあがってきそうです。
みなさんも、百合の紋章を目にした時、そして、キショウブの花を見かけたときにはこの"秘密"を思い出してくださいね。
5月はマレのアイリスの季節。機会がありましたら、この季節にぜひブールジュにいらして、マレのキショウブをゆっくりたっぷりご覧になってください。
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ブールジュのマレについての詳しい情報は、どうぞ過去記事でもご覧ください。
・ブールジュの"マレ marais" : フランスの隠れた自然・【ブールジュの"マレ"の歩き方!】Part1 リボーの道を行く・【ブールジュの"マレ"の歩き方!】Part2 "モネの小径"で深呼吸・【ブールジュの"マレ"の歩き方!】Part3広いマレと空を眺める土手の道********[](https://tokuhain.arukikata.co.jp/bourges/2019/05/part_1.html)
*中心街と周辺の地図は、ブールジュのOffice de tourisme オフィス・ド・ツーリスム (インフォメーションセンター)のこのページからダウンロードできます。(フランス語/英語)→ Nos brochures
Haruko Desmarais
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