ここにも あるある!オーストラリアキャンピング(2)
ハロー、オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。
冬の寒さから逃れるために北上して更に西へと下りてきています。。
何千キロ単位で旅をしているので、周りの風景も様々、特に違いを感じるのが植物です。
南オーストラリア州にはない植物の一つがバオバブの木。
オーストラリアでも北西部(東の一部)しか生息しないと言われています。
キャンピングの旅 二回目の今回は
"このバオバブの木、ここにもあるある!"です。
↓高速道路の脇に生えているバオバブ↓
北部のダーウィンから西オーストラリアに入る少し前から目立ち始めたバオバブの木
根元に向かってぷっくりとした木の形が何となく気になったのです。
そして西オーストラリアのキンバリー地区に入った途端、
ここにも そしてあそこにも あるある!
といった感じで木の数が増えてきました。
↓こちらは親子で(笑) 地域によって枯れ具合も異なります↓
世界では、アフリカとマダガスカルに生息、2億年近く前にマダガスカルから流れ着いたのではないかとも言われています。
西オーストラリア州キンバリー地区にあるダービーはバオバブの町とも呼ばれています。
町のどこへ行っても あるある!ぷっくりした形が可愛いです。
↓ダービーの町の中心部にあるバオバブ↓
木には手のひらより少し大きな実がなります!最近では、絵の描かれた実、バオバブアートなるものがお土産屋さんで売られています!
原住民アボリジニの生活を支えてきた!
バオバブの木は古代からずっと原住民を見守ってきました。マダガスカルに生えるバオバブに比べると小さいものの、紫外線の強いオーストラリアの太陽から人々を守り、果肉は食料となり人の食生活を守ります。樹皮は薬やロープとして使われています。
↓高速道路の脇にはこんなに太い木も、観光客が車を止めて写真を撮る姿も見かけます↓
乾燥する冬をどう乗り切るのか?
この木が生育している地域は、夏は湿気があり、冬は乾燥という環境。夏場に水分を補給して、葉を落として幹にためた水分で乾季を乗り切ります。
他の木と比べてもバオバブとすぐ分かる木。
このキンバリー地区で、あっちにもこっちにもあるのがこのバオバブの木。
見ているだけで気持ちが和らいでくる不思議な木なのです。
筆者
オーストラリア特派員
さくら麻美
南オーストラリア州のアデレード観光ガイドそして留学生の伴走者・フォトグラファーとして活動。
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