No18 キジ島世界遺産 木造教会群 ①列車・船行き方
こんにちは!少し前に、念願のキジ島へ行ってきました。
キジ島は、ペテルブルグの北東約350キロ、カメリア共和国のオネガ湖に浮かぶ島で、ロシア正教の木造建築群が世界遺産に登録されています。
日本でもテレビで取り上げられるなど人気の観光地です!
地図で見ると、結構遠いな~と思うかもしれませんが、ペテルブルグからは、夜行列車+日帰りで行けちゃうんです。私の旅程はこんな感じでした。
〈行き〉
23:20ペテルブルグ発(寝台列車)→ 翌6:50ペトロザボーツク着,
10:15ペトロザボーツク発(水中翼船)→ 11:45キジ島着,
〈帰り〉
15:45キジ島発(水中翼船)→ 17:15ペトロザボーツク着,
18:00ペトロザボーツク発(列車)→ 22:56ペテルブルグ着,
ロシアと言えばシベリア鉄道が思い浮かぶ方もいると思いますが、広大な国土を縦横断する手段として、夜行列車はとてもメジャーです。
私は最長8時間位しか過ごしたことがありませんが、ロシア人から「まだまだだな」的なことを言われました。(笑)24時間はザラだと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キジ島へ行くためにはまず、ペトロザボーツクという街までたどり着く必要があります。(列車verをレポートしますが、飛行機でペトロザボーツクへ行く方法もあります。)
列車チケットの購入で利用するサイトは、Russian Railways です。
【ウェブサイト】(英語版あり)
https://pass.rzd.ru/main-pass/public/en
※スマホにアプリをダウンロードするともっと便利です。
初期登録(無料)さえ実施すれば、出発地・目的地・日時の入力で簡単にチケットを購入することができます。購入時にはパスポートNoと生年月日の入力が必要で、国内の移動であっても列車乗車時にパスポートの提示が求められます。
ペテルブルグからペトロザボーツク行きの列車は、ラドジュスキー駅(Ladozhskiy Vokzal Санкт-Петербург Ладож)から乗車します。中心部からは地下鉄オレンジラインで行けます。こちらが駅。
寝台列車の2等は4人部屋です。2段ベッドの下のほうが座った状態でも頭がつかないため人気があり先に売り切れます。
ちなみに1等は2人部屋で、ベッドは1段。スペースもゆったり使えます。通路の写真も載せておきます。
軽食と飲み物も出てきます。クロワッサン・ロシアンクレーブ・ヨーグルト・チョコレート・ジュース・水。
窓は完全に遮光できて真っ暗にできるし、部屋の外には洗面所もあるし、意外と快適ですよ。寝ていれば目的地に着きますしね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝6:50 ペトロザボーツク到着!
カフェでひと休みして、駅からキジ島行きの船乗り場へ。歩いて約40分でした。メインストリートをまっすぐ歩いて行くと、オネガ湖が見えてきます。
こちらが船のチケット売り場。このとき8時半。すでに10:15の便が売り切れ寸前でした。私達は船は予約していなかったので危なかった・・・事前予約をおすすめします。船は「カメリアホテル」というホテルが運行しており、ホテルへ直接メールすれば予約できるそうです。(英語可)
船の時刻表が以前から変更になったらしく、ガイドブックの記載と違っていました。要注意。
また、9:15の便は土日や予約状況次第の臨時便のようです。
時間があったので、オネガ湖のまわりを散歩。アート風のオブジェや、筋トレマシン(笑)無料で誰でも使って良いやつ。これだからロシア男性は皆ムキムキなのか。
10:00乗船。この船で、キジ島へ出発です!!
湖が凍らない時期しかキジ島への船が運航しないため、大体5月中旬~8月が観光シーズンとなります。運航有無を確認するためにも、事前予約が良さそうですね。
キジ島内の観光レポートは次の記事でお伝えします!!
【詳細情報】
・キジ島ウェブサイト:kizhi.karelia.ru
・カメリアホテルウェブサイト(船運航):karelia-hotel.ru
・キジ島の場所
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。