コロナウイルス予防措置的「非常事態宣言」とお役立ちグッズ品薄状態

公開日 : 2020年02月27日
最終更新 :
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火曜日サンフランシスコは、コロナウイルスに関して『緊急事態宣言』を出しました。

サンフランシスコ市内での感染は確認されていませんが、サンタクララカウンティーでは、武漢旅行をした2名が感染したと確認され、2020年2月11日に宣言は出されました。また、ダイアモンド・プリンセスから避難してきた乗客のうち7名は、サンフランシスコ近郊の空軍基地で診察、経過観察をしていたり、感染が確認された人は市内の病院で隔離治療を受けています。

遅かれ早かれサンフランシスコもと思っていたので、ついに発表されたという気持ち。旧正月前から市中のドラッグストアではマスクは姿を消していましたが、普段マスクを見ることはあまりありません。日本からやってきた人たちは、「マスクしなくていいですねぇ〜」と拍子抜けしたような顔。アメリカは"マスクをしている人が病気の人"との観念があるので、念のため日本から持ってきたけど使わないね、とか苦笑いする人もいます。

「非常事態宣言」というと、災害時の緊急時のイメージが強いですが、緊急というより、イザというときに迅速に行動がとれるよう準備するため、すぐに州レベル、連邦レベルで救済の申請ができるようにする予防的措置に近そうです。サンフランシスコにはチャイナタウンもあり、中国本土との関係、人々の行き来、親密度を考えて早めに手を打っておく手段。"その時に備え"職員の配置転換や、病院の整備、啓蒙活動など、中国アジアの問題だけではないという配慮もある。とにかく即行動これが、アメリカのいいところでもあります。

なので、緊急事態宣言が出たといってもサンフランシスコがパニックになっているわけではありません......

家庭レベルの予防グッズ

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家庭でできる予防も考えて、ハンドサニタイザー(Hand sanitizer)の予備を買っておこうとドラッグストアCVSに寄ってみてびっくり!

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ハンドサニタイザーのNo. 1ブランド"ピュレル(Purell)"はもちろん売り切れ、お店のの人も次回の入荷は分からないとのこと。(アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も"パンデミック"の可能性も視野に入れて対策するとの発表もあり、アメリカ全体で入荷の見通しは立たないかも)CVSブランドのポンプ式サニタイザー(アロエ入り)を買っておいた。

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隣のトレジョでは、昨日までバスケットに山盛りあった"スプレー式サニタイザー($1.99)"も売り切れ。ショック、昨日買っておけばよかった。スタッフに聞いたら「俺も買おうと思ってんだけど在庫なし、ゴメン」ショック倍増......

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バスケット引っ張り出してみたら1個だけあったわ。 

最後のひとつは私の物(よく確認しなかったお兄ちゃんに感謝)こんなとこにも聞いたからには"即行動"があらわれていた。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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