新型コロナウイルス情報:台湾これまでの状況(2020年3月31日現在)
渡航危険レベル
これまで衛生福利部疾病管制署から渡航危険レベルが各国の名前で表示されていましたが、2020年3月に入って世界規模で新型コロナウイルス(新型肺炎)が流行してからは、全世界の国・地域が最高レベルの渡航危険レベル3に指定され、台湾から海外への不要不急の渡航は避けてくださいというレベルになっています。
台湾入境に関して
上記の渡航危険レベルが全世界になり、台湾ではすべての外国人の入境が3月19日より制限されています。そのため、現在外国人旅行者は台湾へは入国できません。
すべての外国人が入境できませんが、居留証を持っている人、外交における特別な許可証を持っている人、またビジネスでの許可を持っている人などが例外として入境できます。
乗り継ぎも禁止
3月24日から台湾の空港では海外からの乗り継ぎも禁止となっています。ご注意ください!
台湾に入境したあとは
海外からの帰国者、入境者は公共交通機関の利用はできません。指定された防疫巴士=防疫バスや防疫計程車=防疫タクシーと呼ばれる専用の交通手段、または家族が迎えに来る車に限られます。
それ以外の方法で交通手段を利用した者は規定違反になり、罰金が科されます。
台湾へ入境できた場合でも、台湾では現在入境後すべての人が14日間の在宅検疫の必要があります。
上記の交通手段を用いて、自宅または宿泊施設に入ったあと、14日間は外出はできません。
在宅検疫期間中、1日の検温を記録するほか、関係部署より何度か電話での確認を受けます。
万が一外出した、または居場所が不明で見つからないなどの違反の場合は、すぐに警察官や関係部署から身柄を保護されることになり、罰則罰金などが科されます。
台湾内では違反して実際に罰金を科された人も多数います。
マスク購入 空港または台湾全土
空港では海外からの入境者(入境できる人)は免税店でマスクが買えます。
台湾内では引き続き健康保険の実名制購入ができます。
新型肺炎 在台外国人、外国人旅行者の台湾でのマスク購買はどうなる?
実名制マスク購入は2020年4月9日から14日間で大人9枚、子供10枚の購入が可能です。また、台湾人に限って、海外の2親等の家族に2ヵ月に1回30枚までマスクが送れることになりました。
下記に新型コロナウイルス(新型肺炎)関連で見ていただける日本政府、台湾政府のWebサイトをリンクしました。
その都度Webサイトをご覧になって情報をお確かめください!
外務省(日本)
日本台湾交流協会(日本、台湾)
衛生福利部疾病管制署(台湾)
https://www.cdc.gov.tw/(中国語のページ)
https://www.cdc.gov.tw/En (英語のページ)
中華民國外交部(台湾)
https://www.mofa.gov.tw/(中国語のページ)
筆者
台湾特派員
前田 公子
台湾の高雄在住。台湾人と結婚して20年。台湾の日常生活発信しています。
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