【ジョージア】秋のトゥシェティ④アッパー・オマロと無人の村々
オマロ村での滞在中にはほかにもいくつかの村を訪れました。
まずはオマロ村から丘を登って30分ほどでたどり着くアッパー・オマロ村。
↑アッパー・オマロ村。
アッパー・オマロ村にはケセロ要塞という史跡があり、そこに登りました。
入場料は無料。
ジョージアにはこういった要塞や教会、塔などの史跡が数多くあります。
有名なもの、無名なもの、旅の途中のいたるところでこういった史跡に遭遇します。
わが国で神社仏閣巡りが観光の醍醐味であるように、ジョージアではこういった史跡を探して回ることが旅の楽しみのひとつとなります。
↑ケセロ要塞。
また別の日に約半日かけてツォカルタとクメラウルタというふたつの山村も訪れました。
このふたつの山村はオマロ村まで登ってきた道を戻って峡谷に下っていった方面にあります。
このあたりはピリキタ・アラザニとは別の渓流のトゥシェティ・アラザニ川。
川の橋を渡るとクメラウルタ村の道標が出ています。
山道をしばらく進むと右側に、ツォカルタ村へ登る小道があります。
↑トゥシェティ・アラザニ川。
↑クメラウルタ村への標識。
↑右側に登っていくとツォカルタ村。
↑この矢印がツォカルタ村の目印。
ツォカルタ村は自動車ではたどり着けない村。
ここからは徒歩か馬で登るしかありません。
5分ほど登るとツォカルタ村に到着。
ひととおり村を回ってみた結果、人の気配はありませんでした。
しかし家畜の新しい糞が落ちていたので、廃村ということではなさそうです。
↑ツォカルタ村。
元の山道に戻って30分ほどまっすぐ奥に歩くとクメラウルタ村に到着。
↑このゲートを入るとクメラウルタ村。
クメラウルタ村も人の気配はありませんでした。
しかしこちらも廃村という訳ではなく、シーズンオフで住人が山を下りてしまったあとだったのでしょう。
↑クメラウルタ村。
ツォカルタ村とクメラウルタ村のコースは約4時間。
こちらもアップダウンがあるコースでした。
↑渓谷を隔てて見たクメラウルタ村。
↑道中の風景。
↑向こうに見えるのはハハボという村。地元の人もここへの行き方を知りませんでした。現在の居住者は1名とのこと。
【英語/ジョージア(カルトリ)語の表記と発音】
アッパー・オマロ村(Upper Omalo/ზეთა ომალო/zeta omalo)
ケセロ要塞(Keselo Fortress/კესელოს ციხე/k'eselos tsikhe)
ツォカルタ村(Tsokalta/ცოკალთა/tsok'alta)
クメラウルタ村(Kumelaurta/ქუმელაურთა/kumelaurta)
ハハボ村(Khakhabo/ხახაბო/khakhabo)
↑アッパー・オマロ村とケセロ要塞。
↑ツォカルタ村とクメラウルタ村。
↑ハハボ村。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。