150本の枝垂れ梅と300本の椿咲く「城南宮・春の山」
伏見、城南宮の社殿西にある神苑「春の山」では枝垂れ梅と椿が見頃を迎えてきました。
城南宮は平安遷都の際、都の南の守護するために創建された神社です。
古くより「方除(ほうよけ)」のご利益として親しまれています。
城南宮と言えば、毎年4月29日と11月3日に神苑で行われる「曲水の宴」は有名です。
「春の山」の梅の木は、約150本。
枝垂れ梅は、ここのところの陽気で、次々と薄紅色や紅白の花を咲かせてきました。
ここではすべてが枝垂れ梅ですから、まるで花のシャワーのようです。
梅は、咲き始めや満開の時期はもちろんですが、散り始めの頃には地面がピンク色に敷き詰められる「花びらのじゅうたん」の景色もすばらしいです。
境内では椿も見頃を迎えています。
椿は、神苑の入口から春の山、そして平安の庭にかけて50品種・約300本の椿が次々に咲きます。
12月から咲き始める中輪白色の「初嵐」。
ピンク椀咲き大輪の「曙」。
愛らしい真紅の藪椿「城南椿」など、12月から3月にかけて咲いてきます。
また苔の上に落ちた「落ち椿」は、城南宮ならではの風景です。
【城南宮】
・アクセス: 車は、名神 南インターからすぐ/京都駅からは、京都市営バス19号系統「城南宮」下車/直通バス・京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」。
・駐車場: 無料(バス30台、自家用車200台)
・料金: 神苑「楽水苑」大人 600円、中学生・小学生 300円
・拝観時間: 神苑拝観 9:00~16:30(神苑拝観受付 ~16:00)
※新型コロナウイルスの影響により、内容の変更や入苑の制限などがある場合があります。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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