春のウィーンでのんびり散歩ならココ!「Servitenviertel(セルヴィテン地区)」
3月に入り、春が近づいてきたウィーン。今回は、のんびり散歩をするのにおすすめスポット、ウィーン9区にある「Servitenviertel(セルヴィテン地区)」を紹介します。特に目的がなくても、歩いているうちにビストロやカフェ、そしてかわいいお店に行き当たるのがこの地区。喧騒から離れてまったりと散歩するのにおすすめです。
こちらは「Altwaren(アルトヴァーレン)」古道具屋。日本では珍しくなった骨董屋。ウィーンにはこのようなセカンドハンドショップが現在もいたるところにあり、古道具やアンティーク品が所狭しと売られています。
ショーウインドウに並ぶ食器類を見ているだけでも楽しいのが古道具屋。ふらりと入っただけのつもりが、お店を出る際には両手いっぱいに買い物袋が! なんてことも。掘り出し物に出合えること間違いなし!
こちらは「Servitengasse(セルヴィテ通り)」にあるこぢんまりとしたカフェ、Caffè a Casa。
お店は小さいながらに、コーヒーの種類は実に豊富。こちらはオリジナルのコーヒー豆で淹れられたフラットワイトとカフェラテ。
Caffè a Casaから目と鼻の先にあるのは、フレンチカフェ「La Mercerie」。ウィーンにいることを忘れさせる、木製アンティーク家具がすてきな店内。温かくなると人気のテラス席には、カフェオレ片手に読書をする人たちの姿が目立ち、パリの町角のブラッセリーを彷彿させます。
クロワッサンやパンオショコラなど、バター薫るヴィエノワズリーは食べ歩きにもちょうどいいサイズ。中でもコーヒーとクロワッサンは、のんびり散歩にもってこいの最強コンビです。
セルヴィテ通りの中ほどにあるのは、セルヴィテ教会。17世紀に建てられた、ウィーンにあるドーム型教会の中で最も古いこのバロック様式のセルヴィテ教会は、有名なカールス教会の模範にもなりました。
こちらは教会の向かい側にあるインテリアショップ「Werkhaus(ヴェルクハウス)」。
店内にはあふれるほどの小物たち。じっくり見ていると時間が経つのも忘れてしまいます。
ロマンティックなリヒテンシュタイン庭園宮殿(ガーデンパレス)は、カップルだけでなく家族連れにも人気のスポット。
美しい大広間や品格が漂う図書室のある宮殿内は、イベント会場として多岐に渡って利用されています。
ガーデンパレスというだけあり、格式の高い庭園は、春先には緑豊かなオアシスに。
フレンチカフェやビストロ、そしてウィーン在住のフランス人たちが通うフランス人学校もあるセルヴィテ地区は、ウィーンの人たちから「小さなパリ」と呼ばれています。いま注目のおしゃれで閑静なこのエリアには、今後もすてきなスポットが増えていくこと間違いなし!
自由な旅行が可能になった際には、セルヴィテン地区で素敵なウィーン散歩ができますように!
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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