アジアの中でも注目のアジアンテイストなコンカフェ
東南アジアの国のひとつであるマレーシアで、最近人気なのがアジアンテイスト。
例えば、おみやげやショッピングで有名なセントラル・マーケット(Central Market)に位置するチャイナタウン界隈には古いショップロットの中をリノベして、仕上げている隠れ家カフェが増えています。
今回紹介するコン・カフェ(Công Caphe)は、2007年にオープンしたベトナム発祥のカフェチェーンです。
マレーシアでもマーガリンで焙煎したホワイトコーヒー(White Coffee)が有名ですが、同じアジアでもベトナム・コーヒーというと真っ黒で濃厚なコーヒーに甘いコンデンスミルクを入れるのでちょっと異なります。
このカフェの名前の由来は、正式名称であるベトナム社会主義共和国(Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam)の最初の文字である「Cộng」をとったとのこと。
商業施設内にあるため、ちょっとおしゃれな空間となっていますが、中に入るとどこかノスタルジックな雰囲気に包まれています。
日本でも昭和レトロな感じが人気だったりしますが、それと似たような感じなのでしょうか。
今回は普通のノンシュガーのアイスコーヒーを飲んでしまいましたが、マレーシアで飲むブラックのアイスコーヒー、コピオコソン(Kopi-O Kosong)とはまた違った味わい。
以前にベトナムに旅行したときにも飲んだのですが、瞬間的に濃厚な風味が口の中に広がる感じを思い出しました。
ところで、こちらのテーブル、なんともともとは足踏みミシン!
実際に踏むと動きます。
ドリンク類だけではなく、ベトナム風サンドイッチのバインミー(bánh mì)なども!
またベトナムのカフェをイメージしたオリジナルカップなども売っていました。
同じアジアでも微妙な色使い違いなど、興味深く店内を見回してしまいますね。
そして現代風なアレンジも加えられた店内で、アジアにいながら、アジアンテイストを再発見。
近隣諸国とはいえ出かけることができない現在、ちょっとした旅行気分を味わいました。
【データ】
■コン・カフェ(Công Caphe)
・住所: Lebuh Bandar Utama, Bandar Utama, 47800 Petaling Jaya, Selangor
・営業時間: 10:00~22:00
・定休日: なし
(撮影&撮影許諾by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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