ハワイのラウハラを使って「うちわ作り」
ハワイではコロナワクチン接種も順調に進み、ワイキキやアラモアナではアメリカ本土からの観光客を見かけるようになりました。レストランやバーにも人が入り、町は活気を取り戻しつつあります。
ロイヤルハワイセンターでラウハラ編みレッスン
2020年3月からは、ロイヤルハワイアンセンターのカルチャープログラムのひとつである「ラウハラ編みレッスン」がアップグレードして再開しました。「ラウハラ編みレッスン」は、カルチャープログラムの中でも人気があり、今回の再開ではハワイ島出身のビル・ケオウア・ネルソン先生がラウハラを使ったうちわ作りを教えてくれます。ケオウア先生は代々続くラウハラ職人の家に生まれた6代目です。
2時間のレッスンでは、ケオウア先生が懇切ていねいに指導し、うちわを作ります。会場では安全のために各椅子やテーブルの間の間隔を十分に取り、各テーブルには手指消毒剤も設置しています。レッスン参加者はマスク着用が条件となります。
ラウハラについて
ラウハラはハワイに古くから伝わる手工芸品です。ハラというハワイ固有種の木の葉を編んで作ります。ラウはハワイ語で葉を意味し、ハラは木の名前です。
現在はラウハラでバスケットや敷物そして帽子やうちわなどを作りますが、その昔はカヌーの帆や草葺き屋根まで作っていました。歴代のハワイの王族もラウハラで編んだ敷物を寝具として使用していたそうです。
ラウハラは編むのもたいへんですが、ラウハラを採取して清掃して乾燥させてと準備に手間暇がかかります。
ラウハラ体験
レッスンに参加するためには、イベントブライトでのオンライン予約が必要です。材料費の$20は会場にて現金で支払います。またレッスン申し込みに際しては、コンタクトトレーシング(接触歴追跡用紙)およびウェルネスフォーム(健康問診票)の記入をします。
レッスンは毎週土曜日の午後2時~午後4時まで、ロイヤルハワイアンセンターのC館3階(ワイキキ・フードホール前)で開催されています。またいまなら新レッスン開講を記念して2021年5月1日までは材料費が無料となります。レッスン参加者は3時間までの無料駐車券がもらえます。
また、レッスンに参加できない人にはロイヤルハワイアンセンターのIGTVおよびYouTubeでラウハラでパイナップルのオーナメントを作る無料のバーチャルレッスンもあります。日本語字幕もついているので気軽に参加できます。
コロナ収束後にハワイを訪れた際にはぜひハワイ古来の伝統手工芸「ラウハラ編み」にチャレンジしてください。
■ロイヤルハワイアンセンターのラウハラ編みレッスン
・日時: 毎週土曜日 午後2時~午後4時
・場所: センターC館3階(ワイキキ・フードホール前)
・参加費: 材料費$20(2021年5月1日までは無料)
・駐車場: 3時間まで無料
・申し込み: こちらから
・電話番号: +1-808-922-2229(ゲストサービス)
筆者
ハワイ特派員
小嵜 有美
昭和、平成、令和にわたってホノルル暮らし。現在はフリーで編集者/ライターそしてハワイ企業の広報担当として活動中。ハワイの食ならお任せください!
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