鬼が傷を癒やしたと伝わる「鬼ヶ嶽」 ~井原市美星町~
こんにちは。岡山特派員のmamiです。
岡山県の新たなコロナ感染者は2週間前をピークに減少に向かっていますが、自宅療養中の方も約800人といわれ、医療施設はひっ迫しています。政府が2021年5月末となっている緊急事態宣言の期限を6月20日まで延長する方向で調整を進めていることに対して、岡山県の伊原木知事は、延長を望むとの考えを示しています。
今回紹介するのは、美星町の鬼ヶ嶽で小田川の支流 美山川沿いにある名勝です。
私が訪れたGWは新緑の美しい季節でした。
普段はこの県道沿いの鬼ヶ嶽ダムから上流4㎞の渓谷美をドライブで楽しむのですが、この日は車を降りて散策してみます。
県道から駐車場がわかりにくいのですが、この鬼が目印です。
紅葉が特に有名で、休日には多くの車が集まってきますが新緑はなぜかガラガラです。
前日の雨で川の水が濁っていたのは残念ですが、紅葉の爽やかな新緑がみずみずしく感じられました。
温羅(うら)伝説にちなむ「鬼の釜」「鬼の足跡」など、清水がつくりあげた奇岩群も見られるようですが、川床に降りるような階段や遊歩道はみ見当たりませんでした。
鬼の看板の後ろにも数台の車の駐車場がありました。
鬼の後ろには簡単なハイキングマップがありました。
マップには「ラドン温泉」がありますが今は営業していませんのでご注意を。
この山道を行けば「鬼堂」へ続き、山の中を一周して「かじか橋」のかかる県道に出るみたいです。
ハイキングコースの脇には小川が流れています。この辺り特有の赤土です。
マップにはなかった階段道が木陰にあったので登ってみます。
登った先にも東西に整備の行き届いた道が続いていますが、当然スマホの地図にもない道です。
元のハイキングコースに戻ります。この山道にも紅葉が多くあります。
秋には錦織りなす見事な景観となるのでしょうね。
しかし、なかなか「鬼堂」には到着しません。
カメラ片手にサンダル履き、山の中を歩き回る格好でもないので、あきらめて車に戻ります。
ちょっと散策のつもりが、ひとりで熊や猪に遭うのも嫌ですし!
車に戻り、美山川上流を目指します。
美山川沿いの県道に車を停め「白糸の滝」へ向かいます。
橋を渡るとすぐです。
落差も25mもある5段の滝ですが、残念なことに全体の姿は見えません。
「白糸の滝」は詩人・西条八十(さいじょうやそ)が命名した滝だそうです。
上流も水が濁っているのが残念でした。
■鬼ヶ嶽
・住所: 〒714-1404 岡山県井原市美星町烏頭
・電話番号: 0866-62-9531(井原市教育委員会)
・交通アクセス: (車)山陽自動車道笠岡ICから約35分、(公共)井原鉄道矢掛駅からタクシー約30分
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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