発見!?タイプ別、アナタのベストロシアは?【サンクトペテルブルグ編】
読者の皆様、はじめまして!
今回より、ロシアのサンクトペテルブルグ特派員として「サンクトペテルブルグ」エリアを担当させていただくことになりました、クニャフスカヤ舞と申します。
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるうなか、各国さまざまな対策がとられている現状ですが、
近い将来の収束を願い、しっかりと対策はとりつつ、
ここ、サンクトペテルブルグから楽しい情報をたっぷりお届けしてまいりたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします!
■「春夏秋冬」ベストなスポットを!
リアル絵の具のパレット?サンクトペテルブルグの春は実にカラフル!
「おそロシア」なんてフレーズがいつしか市民権を持ち始め(笑)、暗いイメージがよりマシマシになっているのでは!?と心配性な私ですが、
やはり、よく聞かれる質問に「ロシアって春とか夏あるの?」というものが。
答えは、あります!!(ただ短い......。)
長く厳しい冬が終わりを告げ、雪解けが始まり、花々が「待ってました!」とばかりに大急ぎで蕾をつけ、町は一気に怒涛の開花ラッシュへ!
この急展開こそ、ロシアの春の幕開けです!
何より、やっと帰ってきた太陽の光。
家の中でロシアンティーなんて飲んでいる場合じゃない!(笑)
景色は打って変わり、圧倒的なカラフルさが町を彩ります。お花好きさん、日課はお散歩、そんなアナタには断然「春」がおすすめ!
美しいロシアンガーデンを心ゆくまで堪能できるスポットが、コチラ。
■ペテルゴーフ・その周辺エリア
ピョートル大帝の夏の宮殿をはじめとする、かつての宮殿が立ち並ぶ圧巻のエリア。中心部からは1時間ほどと便利。人気スポットなためにチケット売り場が少々並ぶ日も。広大な敷地かつ見どころ満載なので、ぜひとも歩きやすい靴でお出かけを!
【ペテルゴーフ】
・住所: St.Petersburg, Peterhof, Razvodnaya str. 2
■もはや神秘的。ホワイト・ナイトのシーズンが到来!夏は白夜を徹夜で!?
ロシア人もみんな大好き!白夜の季節です。
コロナ前は、夏になるやいなや欧州や中東方面、中国からのお客様が大勢訪れ、
この町一番の大通り「ネフスキープロスペクト」はさまざまな言語であふれ返っていました。
ほぼ一晩中明るい夜を満喫しようじゃありませんか!
芸術の町サンクトペテルブルグらしく、ナイト・ミュージアムや野外コンサート(野外オペラも!)、バレエ、イベントなどは連日公演!
はたまた、数々の絶叫アトラクションを誇る大人気の遊園地《ディバ・オーストロフ》で、大絶叫するのもアリでしょう!
大人リラックス系なら、ネバ川クルーズがロマンティック。
夏はアクティブにいくぞ!
開放感を求めている!
そんなアナタには「夏」がピッタリ!
おすすめはコチラ!
■エラーギン・オーストロフ&クレストフスキー・オーストロフ
オーストロフとは「島」を意味し、このふたつの島は並んで近距離に位置するため1日で回れます。遊園地《ディバ・オーストロフ》もこの島に。町なかとは思えない豊かな自然のなか、運がよければかわいいリスちゃんもアナタをお出迎え!
カフェやレストランも美味。
ユーロ2020やサッカーW杯でおなじみのスタジアム、ガスプロムアリーナもすぐそば!
中心部からは地下鉄が便利です。
【エラーギン・オーストロフ】
・URL: https://elaginpark.org/jp/ (日本語あり)
・住所: St.Petersburg Ryuhin str, Second Elagin bridge
【遊園地ディバ・オーストロフ】
・住所: St.Petersburg, Ryuhina str 45, Krestovskii ostrov subway
■秋。黄金の絨毯にただずむパステルカラーの建築が、まるで映画の主人公気分に!
サンクトペテルブルグについて調べると「フォトジェニック」だと時おり目にしますが、
秋の町並みが、まさにそうではないかと筆者はひそかに思っています。(笑)
西洋でも東洋でもない、ロシア独特の不思議な異国情緒を醸し出す空気は私たちを優しく包みます。
この忘れられない魅惑の感覚を存分に味わうならば、間違いなく「ネフスキープロスペクト」へ向かうべきでしょう!
この大通り周辺は歴史的建築物の宝庫。ロシアと言えばおなじみ、あのタマネギのようなかわいいシルエットが印象的な建築「血の上の救世主教会」や、世界三大美術館のひとつ「エルミタージュ美術館」などはこの付近に集中して鎮座しており、その一つひとつを、水面が輝く運河に沿って歩いて巡れます。
アート好きな方、写真が好きな方、芸術肌のアナタに「秋」いかがですか?
寒い日はコーヒーのテイクアウトをお忘れなく♪
■ネフスキー・プロスペクトとその周辺/エルミタージュ美術館
ここがサンクトペテルブルグの中心地。実は有名観光名所もこのエリアに集結していて、一気に回ることも可能で便利。ただ、エルミタージュ美術館は巨大なので、余裕のある日がおすすめ。とにかく、どこもかしこも建物が美しい!
【エルミタージュ美術館】
・住所: St.Petersburg, Dvortsovaya Nabetezhnaya 34
【ネフスキープロスペクト】
・アクセス: 地下鉄ネフスキープロスペクト駅下車。(M2ラインの地下鉄。マップ上では青のライン)
■氷点下30℃の世界。文字通りアドベンチャーの中、アナタの物語に新たな冒険の歴史が刻まれる!ロシアの年越しはとっても楽しい!
冬になると、道端でよく「お願いだから、泣かないでちょうだい!」と、子供を一生懸命なだめていらっしゃるママを見かけます。なぜなら涙が凍っちゃうから。(笑)散歩もたいへんですね。
そんななか、あえて冬に挑戦したいという強者には今後、本気の防寒レクチャーの回を設けたい所存であります!(最終手段はウォッカを1杯。笑)
未知の世界を知りたいアナタ、真っ白に降り積もる雪のなか、きらびやかなロシア式クリスマス&最高に味わい深いニューイヤーをお祝いしたいアナタ、そのすばらしい勇気を心から讃え「冬」を100%ロシア流に楽しむスポットを下記におすすめします!
■ノーバヤ・ゴルランディヤ
とんでもなくゴージャスなクリスマスデコレーションがほどこされた広い敷地内に、大きな野外スケートリンク、おしゃれなショップ&カフェ、公園、映画館、エキシビションなど、おもしろいがこれでもかと詰まったスポット。落ち着いたレストランもあり、大人から子供まで誰もが楽しめるはず。生ライブやイベントも多数!
【ノーバヤ・ゴルランディヤ】
・住所: St.Petersburg, Naberezhnaya Admiralteiskogo kanala 2
筆者
ロシア特派員
ク二ャフスカヤ舞
サンクトペテルブルグ在住。コンサートやイベントが大好きです!
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